宇都宮徹壱ウェブマガジン

丸亀での天皇杯、新著の発売開始、そして14年ぶりの広島 11月9日(月)〜15日(日)

11月9日(月)晴れ@高知~徳島

 6時30分起床。体温36.1度。新しい1週間は、取材先の高知から。ホテルで朝食後、ぎりぎりまで執筆をして、9時30分にチェックアウト。これから徳島に移動するが、乗換なしのバスではなく、列車を選択。高知駅に到着すると、やなせたかしの出身地ということで、至るところにアンパンマンを見つけることができた。

 10時13分発の特急南風に乗車。阿波池田で在来線に乗り換えて、25駅先の徳島駅を目指す。移動中は、時おり車窓の風景を眺めながら執筆。先週の日記、そして「フットボールの白地図」第1回の京都府篇を仕上げる。13時14分、徳島駅に到着。昼食には、生卵を乗っけた徳島ラーメンをいただく。

 ホテルに着いてみると、チェックインは16時とのこと。仕方がないので荷物だけ預けて、しばらく観光することにする。ネットで検索したら、鳴門市の渦潮公園まで行けば、徳島ヴォルティスの名前の由来にもなった、当地の渦潮が見られるとのこと。駅前まで戻り、往復のバスチケットを購入、スタバで仕事をしながら次の便を待つことにする。

 15時にバスに乗車。目的地まではたっぷり1時間かかる。鳴門市に入ると、大塚製薬の巨大な看板をあちこちに見かけて、企業城下町であることを感じさせた。渦潮公園に到着したのは16時15分。帰りのバスまで時間がなかったので、急いで渦の道を見学。ちょうど小学生のグループと一緒だったので、賑やかな時間を過ごした。

 とはいえ、残念ながら渦潮の写真は撮れず。少しがっかりして16時55分のバスに飛び乗り、18時20分にホテルでチェックイン。しばらく仕事をして、20時に夕食に出る。近くの居酒屋で、焼き鳥と大根サラダを日本酒とともにいただく。味は悪くなかったが、ひとり旅の侘しさを久々に実感する。

 帰り道、両国橋が美しくライトアップされていたので、阿波おどりの像を構図に取り組んで撮影。ようやく納得できる写真を撮影できて、少しだけ溜飲を下げる。ホテルに戻って、12日の動画イベントのコピーを途中まで書いて、午前0時就寝。

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