宇都宮徹壱ウェブマガジン

長旅からの帰還、徹壱堂の日々、そして地域CL開幕 11月16日(月)〜22日(日)

11月16日(月)晴れ@松江~東京

 6時起床。体温35.8度。新しい1週間は、取材先の島根県松江市から。といっても、昨日で9泊10日の取材を終えて、今日で東京に戻る。朝食後、8時20分にホテルをチェックアウト。松江駅から8時45分発の山陰本線に乗車し、米子で境線に乗り換え。無人駅の米子空港に到着したのは10時11分だった。

 島根県にとって米子は、同じ文化圏を共有している。そんな中、ガイナーレ鳥取は、米子に事務所がありながら、スタジアムは遠く離れた鳥取市。同じ県内でありながら、文化も言葉も異なる。あらためて山陰の複雑な地政学を思った。

 11時25分発の便で羽田へ。昼食は機内で弁当をいただく。12時35分に羽田に到着。13時5分のリムジンバスに乗車し、吉祥寺に到着するまでの間、明後日掲載分のWMコラムを執筆する。到着後、すぐに郵便局に行き、スマートレター160枚購入する。びっくりするくらいの量。トランクの中身を整理して、根性で自宅まで運ぶことにする。

 15時30分に帰宅。カミさんは出社して不在だった。旅の余韻に浸ることなく、ここから徹壱堂店主としてのミッションを開始。出発前に作成しておいた100人分のリストを確認して、ひとつひとつの送り先をラベルに落とし込んでプリントアウトする。さらに、こちらも事前に注文していた、差し出し人住所のスタンプをペタペタ押していく。

 そうこうしているうちに、カンゼンから書籍170冊が到着。こちらも、とんでもないボリュームである。とりあえず第1回と第2回の予約販売100冊分は、何とか水曜日には発送できそう。海外取材用のトランクを引っ張り出し、ぎりぎり収まることも確認できた。スマートレターの準備は19時で終了。サイン書きは明日以降にしよう。

 カミさん、20時に帰宅。夕食は、事前に作ってあった、ソーセージ入りのトマトシチューを白ワインとともに。夜のニュースは、トーマス・バッハIOC会長の来日のニュースを長く取り上げていた。本当に来年7月、東京五輪は「コロナに勝利した証」として開催されるのだろうか。正直、私はかなり懐疑的である。午前0時就寝。

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