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地域CL卒業生の近況を想う「来賓」の気持ち 無敗優勝の秋田、J3昇格のテゲバ、そして…

 千葉県市原市での地域CL決勝ラウンドの取材が終わった。周知の通り、3チームが勝ち点5で並び、1位のFC TIAMO枚方と2位のFC刈谷が来季からのJFL昇格を決めた。今大会も悲喜こもごものドラマがあったわけだが、そちらについてはいずれ稿を改めて記すこととして、本稿では少し違った視点から地域CLという大会を考えてみることにしたい。

 2005年に初めて取材して以来、毎年この時期はJFL昇格を懸けた大会を現地で目撃している。決勝ラウンドの最終日の表彰式を欠席したのは、YSCCshizuoka.藤枝MYFCHOYO AC ELAN大分が昇格した2011年大会のみ(この年は宮崎でJ2昇格を決めた松本山雅FCの試合を優先させた)。昇格したクラブによる、監督の胴上げやサポーターとの記念撮影は、決勝ラウンド最終日の風物詩。その光景を見るたびに私は、人生の門出といえる、あのセレモニーのことを想起せずにはいられない。

 そう、卒業式である。JFL昇格組のクラブにとり、地域CL(あるいは前身の地域決勝)のラストを飾る表彰式は、まさに「仰げば尊し」を唱和した時のような高揚感がある。となれば、その様子を毎年のように見つめているわれわれは、さしずめ「卒業式来賓」となるのではないか。来賓というのは、主に自治会長や市役所の偉い人などで、長く務めることも少なくない。「●●年度の卒業生は……」なんてことも、よく口にする。まさに、われわれ地域リーグウォッチャーの立ち位置と、極めて近い。

 奇しくも先週は、卒業生たちの嬉しい話題が相次いだ。決勝ラウンド開幕前日の18日、ブラウブリッツ秋田が無敗のままJ3優勝。第2節が行われた21日には、ヴェルスパ大分(HOYO AC ELAN大分から改称)がJFL初優勝。そして翌22日には、テゲバジャーロ宮崎がJFL4位以内を確定させ、来季のJ3昇格を決めた。今回は、06年大会卒業の秋田(当時はTDKサッカー部)、17年大会卒業のテゲバ、そしてちょっと心配な卒業生についても「来賓」のひとりとして、思うところを述べたい。

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