宇都宮徹壱ウェブマガジン

『フットボール風土記』が書店で見つからない皆様 徹壱堂ならサイン付きで1週間以内にお届けします

 11月13日に発売された宇都宮徹壱の新著『フットボール風土記』。この間、本書に登場したクラブも、いろいろと変化やドラマがありました。

 まず、第9章に登場した、テゲバジャーロ宮崎がJ3昇格が決定。来季の昇格は宮崎のみでしたが、JFL最終節では、鈴鹿ポイントゲッターズ(本書では鈴鹿アンリミテッドFCとして第10章に登場)といわきFC(第3章)が、昇格まであと一歩まで迫りました。地域CLでは、北海道十勝スカイアース(第12章)が決勝ラウンドに進出。天皇杯では、福井ユナイテッドFC(第11章)と福山シティフットボールクラブ(第14章)が4回戦に進出しました。そしてラストの第15章を飾ったクリアソン新宿は、新宿区と包括連携協定を締結。こちらも今後の展開が楽しみです。

 現在進行形で続いている、アンダーカテゴリーのクラブをめぐるドラマ。あらためまして、本書の目次をご紹介しましょう。

第1章 かくも厳しき全国リーグへの道

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(2016年)

第2章 親会社の都合に翻弄されて

三菱水島FC(2017年)

第3章 県1部からJリーグに「否」を叫ぶ

いわきFC(2017年)

第4章 女川町にJFLクラブがある理由

コバルトーレ女川(2018年)

第5章 ワールドカップとJFLをつなぐもの

FC今治(2018年)

第6章 世界で最も過酷なトーナメント

全国社会人サッカー選手権大会(2018年)

第7章 サッカーを変える、人を変える、奈良を変える

奈良クラブ(2018年)

第8章 アマチュア最高峰であり続けるために

FCマルヤス岡崎(2019年)

第9章 最大の「Jリーグ空白県」でのダービーマッチ

ホンダロックSC & テゲバジャーロ宮崎(2019年)

第10章 なぜ「71番目のクラブ」は注目されるのか?

鈴鹿アンリミテッドFC(2019年)

第11章 北信越の「Fの悲劇」はなぜ回避されたのか?

福井ユナイテッドFC(2019年)

第12章 クラブ経営の「属人化」をめぐる物語

北海道十勝スカイアース(2019年)

第13章 令和最初のJFL昇格を懸けた戦い

全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(2019年)

第14章 蝙蝠と薔薇の街で胎動する「令和的戦略」

福山シティフットボールクラブ(2020年)

第15章 多様性の街で「世界一のクラブ」を目指す理由

クリアソン新宿(2020年)

 ところで皆さんの中に『フットボール風土記』が近所の書店で見つからない! という方がいらっしゃるのではないでしょうか? 実は私も時間を見つけては書店をめぐっているのですが、本書のパネル展が行われているくまざわ書店さん以外、今のところ書棚で見かけることはほとんどありませんでした。

『フットボール風土記』が書店で見つからない皆様。ぜひ、宇都宮徹壱WMのECサイト、徹壱堂をご利用ください!

 発売前の先行予約販売では、長い方で1カ月ほどお待たせしてしまいましたが、現在はご購入から1週間以内でのお届けが可能です! しかも、心のこもった著者のサイン入り(WM会員の方には、さらにポストカードが付きます)。徹壱堂でのご購入をご希望の方は、こちらからどうぞ。

※12月9日から17日までは店主が地方取材に出ているため、この間にご購入いただいた方への発送は18日以降となります。

 なお、カンゼンさんから上梓した過去の2作品『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』(2012年)と『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』(2016年)も、徹壱堂にて発売しております。こちらも著者のサイン付き! この機会に、宇都宮の過去の作品にも触れていただければ幸いです。

 引き続き、徹壱堂をよろしくお願い申し上げます。

<この稿、了>

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