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宇都宮徹壱ウェブマガジン

ヨコハマ・フットボール映画祭2021 福島成人が語る「10周年に思うこと」

ヨコハマ・フットボール映画祭2021 開催延期の決断について主催者に直撃!  

 国内外のフットボール映画を集めて、新シーズン開幕前に横浜市で開催される、ヨコハマ・フットボール映画祭(YFFF)。今年はかなっくホール&ギャラリーにて、1月30日と31日に開催されることになっていたが、1月7日に発出された緊急事態宣言を受けて延期となってしまった(延期という決断に至った経緯と今後については、こちらの動画をご覧いただきたい)。

 このYFFFだが、スタートしたのは2011年2月19日。何と、今年で10周年である。あらためて過去のラインナップを調べようと思ったら、幸いにもWikipediaに記述があった。こちらを読むと、さまざまな思い出が蘇ってくる。今回の延期は残念だったが、この機会にYFFFの歴史を振り返ってみるのは悪くない。

 そんなわけで、動画インタビューにご登場いただいた実行委員長の福島成人さんに、2011年から今に続くYFFFの歴史を語っていただいた。私自身は2018年以外、すべてのYFFFに参加しているのだが、意外と忘れていることが少なくないことに気付かされた。今から10年前、YFFFはどのようにして誕生したのだろうか。さっそく福島さんに語っていただくことにしよう。(収録日:2021年1月15日、Zoomにてインタビュー)

提供:YFFF

YFFF誕生のきっかけは『プライド in ブルー』と『クラシコ』

──今年で10周年となるYFFFの歴史について、あらためて福島さんと共に振り返ってみたいと思います。2011年といえば、まさに東日本大震災があった年でもありますが、どういった経緯でYFFFはスタートしたのでしょうか?

福島 その前に僕自身の話をすると、大学を卒業して社会人になったのは、1994年でした。就職先は映画の配給や宣伝をする会社だったんですが、サッカーが好きだったのでサッカーファンのコミュニティに参加したり、自分で『フットボール道場』というトークイベントを開催したりもしていましたね。

──『フットボール道場』、懐かしいですね! 私も何度かゲスト出演させていただきました。会場は『ティアスサナ』とか『ディスコパンツ』が多かったですよね。いずれも、今はないお店ですが。すみません、余談でした。

福島 そのイベントの延長で、2007年に制作された『プライド in ブルー』という映画のプロモーションをやってほしいという話がきたんです。宇都宮さんはよくご存じですが、中村和彦監督による知的障がい者のサッカー日本代表のドキュメンタリーですね。

 その上映会を、千駄ヶ谷にあった『ディスコパンツ』さん、そして大阪の2会場で行ったんですが、当時の知的障がい者サッカーの協会の会長だった長沼健さんにも来ていただいたんですよ。それがきっかけのひとつ。

──それともうひとつ、地域リーグ時代のAC長野パルセイロと松本山雅FCの信州ダービーを追い掛けた『クラシコ』もきっかけだったとか。

福島 そうなんです。作品のプロデューサーさんにお会いした時に、やはり「プロモーションをしてくれませんか?」といった話になりました。それで上映会をやろうかって話になった時に「他にもサッカーの映画はあるけれど、意外と観られていない作品があるよね?」という話になりました。そういった作品をいろいろ集めて、一度に上映したのがYFFFのそもそもの始まりでした。

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