宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」3月前半戦!(編集部・森衿子)

 「開けまして」おめでとうございます! 2月26日にJ1リーグが、27日にJ2リーグが開幕を迎えました。J3の開幕は3月14日で、もう少しの我慢ですね。

 2021シーズンはご承知の通り、J1からJ2、J2からJ3への降格は4クラブ、J2からJ1、J3からJ2への昇格は自動昇格のみ2クラブというルールが適用されます。東京五輪が開催されればJリーグは中断期間もあったりと、例年にない過酷さですが、まずはシーズン通して無事に試合開催されることを願うばかりです。また、魅力的なクラブが続々頭角を現すハーフウェイカテゴリーにもご注目ください。ハーフウェイカテゴリーにご興味のある方はこちらにも是非、ご参加を!

 そして3月11日は東日本大震災から10年。あの日を忘れないためにも、今年もWMでは関連記事を準備しております。

 さて3月前半戦です。第1週は、このほど『犬の生活 Jリーグ日記』を上梓された、サッカージャーナリストの西部謙司さんがゲスト。前半では、2020年の「ジェフがある日常」を淡々と描いた本書について、西部さんに著者インタビューをさせていただきました。そして後半では、宇都宮がかねがね不思議に思っていた「ジェフ千葉の謎」について、長年クラブを取材してきた西部さんに質問しまくります! 前半は動画、後半はテキストでお届けいたします。

 そして第2週は、10年前の東日本大震災発生直後に立ち上がった「FSJFootball Saves Japan)」がテーマ。クラブの枠を超えた、サポーターの大同団結によって立ち上がったFSJ。実は震災直後の3月の時点で活動を開始していたことをご存じでしょうか? その後、ちょんまげ隊の活動と入れ替わるようにフェードアウトし、ほとんど忘れ去られてしまったFSJ。その成り立ちからその後のゴール裏への影響、そしてコロナ禍にある現在に残した教訓について、中心メンバーだった清義明さんにお話を伺いました。

 宇都宮の近況ですが、3月5日から沖縄取材に飛び立ちます。FC琉球のホームゲームを取材しつつ、今はなき「あのクラブ」について取材するとのこと。沖縄の知られざるフットボールの物語については、いずれ徹ルポとして掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!

 緊急事態宣言解除の動きも出て来ましたが、まだまだ感染おさまらずの毎日。「国民病」とも言われる花粉症にも苦しむ春の訪れですが、どうぞ皆様ご自愛を。それでは3月前半のWMもどうぞよろしくお願いいたします。

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