宇都宮徹壱ウェブマガジン

55歳の誕生日、鎌倉インテル、そして沖縄取材 3月1日(月)〜7日(日)

3月1日(月)晴れ@東京

 6時20分起床。体温36.3度。新しい1週間は自宅のある東京から。そして今日でまた1つ、年齢を重ねて55歳になった。サッカーの試合でたとえるなら、後半の30分、あるいは35分くらいか。どう試合を終わらせるかを考える時間帯と言えなくもないが、今から小さくまとまってしまっても仕方がない。より、自分に課した使命に忠実でありたい。

 カミさんは今日から自由人。31年間務めた会社を早期退職し、しばらくは出勤しない生活が続く。朝食後、まずは近所をふたりで散歩。老夫婦のような生活も、昨年のコロナによる巣篭もり生活で経験済み。コロナで関係がぎくしゃくする夫婦もめずらしくない中、わが家はわりと楽しく生活ができているのはありがたい話である。

 帰宅後、すぐに身支度を整えて9時30分に出発。いつもより早く、西荻のコワーキングスペースへ向かう。今日は新メンバーを迎えるにあたり、都合がつく人が集まって自己紹介と自分の仕事をプレゼンすることになっていた。おそらく他のコワーキングスペースでは、こうしたイベントはまずないだろう。メンバーの仕事が多種多様で、それでいて程よい距離感が保てている、ここでの人間関係はとても心地よく感じる。

 イベントが終了後、オーナーのヒロミさんに誘われて、他のメンバー2人と近所の沖縄料理屋でランチ。家族以外と外食するのは、本当に久しぶりだ。14時から、『#Reback –もう一度Jの舞台へ』を立ち上げた、増嶋竜也さんにインタビュー。その後は、先週の日記のまとめと西部謙司さんのインタビュー動画の編集に集中する。

 17時30分に撤収。銀行で振り込み作業を済ませてから、阿佐ヶ谷に移動して18時にカミさんと落ち合う。馴染みの寿司屋で予約してあった特上寿司2人前をピックアップ。毎年、私の誕生日にはここで寿司をいただくのだが、当面夜の外食は控えようということで、テイクアウトすることとなった。

 19時に帰宅。風呂をいただいて、20時から楽しい宴がスタート。寿司に加えて、カミさんが作ってくれた菜の花の辛子和えとはまぐりのお吸い物、そしてちょっと奮発して日本酒は獺祭にしてみた。テイクアウトの寿司も、意外と悪くない。とはいえ、来年こそはお店でご主人をおしゃべりしながらいただきたいものだ。22時30分就寝。

実は賢くて多才なブタ、絵も描ける

VANだった時代/昭和ファッション

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