宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」4月前半戦!(編集部・森衿子)

 先週は、東京オリンピックの聖火リレーが無事スタート。宮間あやはじめ、女子代表のレジェンドの元気な顔を久々に見ることができて、ちょっと嬉しかったですね。一方、聖火リレー参加を辞退した川澄奈穂美ですが、彼女が聖火リレースタートの数時間前に投稿したツイートが、非常に印象的なものでした。

 現在、彼女が所属するSky Blue FCのチームメイトでもあり、アメリカ女子代表のマーガレット・パースは、代表キャプテンのミーガン・ラピノーとホワイトハウスを訪れ、ジョー・バイデン大統領とファーストレディのジル・バイデン博士と共に男女同一賃金の重要性に関して意識を高めるイベントに出席していました。

 それを受けての川澄の<アメリカ女子代表のスケール😭😭😭>というツイートは、ツイートのタイミングや号泣の絵文字も相まって、胸を衝くものがありました。9月からのWEリーグは、川澄の「号泣」を礎とし、女子選手の将来を笑顔に変える一助になると信じたいです。

 そして、先週から始まった男子の代表戦。関西と愛知の取材から無事に戻ってきた宇都宮も1年4カ月ぶりに代表取材に復帰。日韓戦とU-24のアルゼンチン戦を取材してきました(火曜日のモンゴル戦も取材予定です)。次回のA代表戦は6月ですが、会場がいずれも新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるエリアばかり。無事開催できるのか、こちらは予断を許さない状況です

 さて、WM4月前半の予告です。前半戦はJクラブのお仕事にフォーカスしたインタビューを2週連続でお届け。

 4月第1週は、ヴァンフォーレ甲府のグッズ担当で「ヴァンくん&フォーレちゃんのお世話係」としても有名な山地渚さんが登場。なぜ甲府では、グッズとマスコットの担当が兼任なのか? そして山地さんが力を入れている、情報発信や商品開発についてもお話を伺いました。ヴァンフォーレサポでなくても、興味を引く内容となっております。

 そして第2週は、バリュエンスホールディングス株式会社の二宮博さんが登場。実は二宮さんはガンバ大阪で27年間、スカウトと育成の環境整備に尽力されてきて、その間に無名だった播戸竜二や鎌田大地を見出したことでも有名です。今回は選手獲得の知られざるエピソードや、スカウトという仕事が内包する「責任の重さ」についても、中学教師の経験を持つ二宮さんに語っていただきました。

 最後になりましたが、宇都宮の近況を。代表戦の取材を終えた宇都宮は、「47都道府県のフットボールのある風景」で群馬県の白地図を塗りつぶす旅に出ます。また、ハフコミでは読書会の第2弾、そしてウェビナーも続々開催予定です。こちらもチェック&ご参加をいただければ嬉しいです。

 新年度のスタートで忙しくなる時期ですが、気分をリフレッシュしたい時や、ちょっとした息抜きタイムに、是非WMをお読みください。4月前半のWMもどうぞよろしくお願いいたします。

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