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宇都宮徹壱ウェブマガジン

今こそ考える、マスコットのマスクは是か非か? 「47都道府県のフットボールがある風景」より

 全国各地で「まん延防止等重点措置」が広がりを見せ、3都府県(東京、大阪、兵庫)で緊急事態宣言を要請する動きが見られる中、今週水曜日から「白地図を塗りつぶす」最後の旅に出発する。今回の目的地は、栃木県。もちろん、栃木は私にとって未踏の県ではない(栃木SCのホームゲームは4~5回くらい取材している)。ただし昨年から今年にわたり、カンセキスタジアムとちぎやCITY FOOTBALL STATIONといった新スタジアムが続々と完成。これらについても、きちんと撮影しておきたいと思った次第だ。

 さて、現在準備中の写真集『47都道府県のフットボールがある風景』(仮)は、本来ならば昨年に発売される予定だった。しかし、全国に発出された緊急事態宣言により、撮影取材はしばし中断。都道府県県境をまたぐ移動が解禁となってから、少しずつ地方取材を復活させて、11月から12月にかけては狂ったように移動と撮影を続けてきた。コロナの感染状況を見極めつつ、慎重な行動を心がけながら続けてきた地方行脚も、今回の栃木取材をもって何とかコンプリートできそう。あとは、無事に試合が行われることを祈るのみである。

 さて1週お休みしたが、現在準備中の写真集『47都道府県のフットボールがある風景』(仮)に掲載予定のコラムを、今週もWM会員に先行してお届けする。「移動」「スタジアム」「サポーター」「グルメ」と続いたシリーズの最後を飾るのは「マスコット」。日頃からマスコット好きを標榜している私だが、実は旅と密接につながっている。今年に入ってからも、さまざまなスタジアムを訪れては現地のマスコットを撮影しているが、そのたびに「旅とマスコットの親和性」を確信している。

 マスコットについて、多くのJリーグファンがまず思い浮かべるのが、マスコット総選挙。そして、FUJI XEROX SUPER CUP(以下、ゼロックス)でのマスコット大集合であろう。今年は残念ながら実現しなかったが、前回のゼロックスではJリーグキングを含めて53体のマスコットが埼玉スタジアムに集結。言うまでもなく、私も嬉々として撮影させていただいたわけだが、一方でかすかな後ろめたいものも感じていた。遠くから来てくれるのはありがたいのだが、本来はこちらから出向いて行くべきではないか──。そう、思うからだ。

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