宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」6月前半戦!(編集部・森衿子)

 5月28日のミャンマー戦を皮切りに、代表月間がスタートしました。今月はA代表が4試合、U-24となでしこは2試合ずつ。緊急事態宣言が延長された北海道と大阪、兵庫で開催されるA代表の試合と、福岡で開催されるU-24の試合は無観客で行われることが決定しました。

 6月もU-24は2試合が関西で開催予定。その後、日本は東京五輪へ突入します。東京五輪は「アルマゲドンでもない限り」開催されるようですが、必ず来ると言われている「第5波」への備えも脆弱なまま、このまま突き進むのでしょうか。1945年の日本の夏を生きていた人も、こんなどんよりとした気持ちで毎日を送っていたのだろうかと考えると、広瀬一郎さんの「だって日本人って、自己客体化できないし、反省もしていない。要するに懲りていないんだよね」という言葉が胸に刺さります。

 宇都宮は6月の代表戦取材はすべて断念。こちらの日記をお読みいただいた方なら、その理由を既にご承知かとも思います。その分、6月は全力を挙げて写真集の追い込みに集中します。写真集ということもあり、扱う写真のボリュームが半端ない! 皆様に喜んでいただけるよう鋭意作業中ですので、仕上がりをお楽しみにお待ちくださいね。

 それでは6月のWMの予告です。第1週は、福島ユナイテッドFCの竹鼻快GMが登場。2012年にクラブにジョインして地域決勝を突破。13年にJLF、14年にJ3にカテゴリーを上げてきた福島ですが、昇格するためのライセンスはなく、同県のいわきFCJFLまで迫ってきました。そんな中、GMとして竹鼻さんは何を思うのか? 今年のシャレン!アウォーズ「パブリック賞」受賞を記念して、じっくりお話を伺いました。

 続いて、間もなく発売される『フットボール批評』の連動企画として、徹ルポを2週にわたってお届け! 6月第2週は、今年でJクラブとなって10年目の松本山雅FCについて、このクラブと長い付き合いになった宇都宮が、知られざるエピソードを交えながら回想していきます。おりしも山雅のアニバーサリー企画で、平畠啓史さんとともに「歴代ベスト11」を選定。これをイントロに、久々に山雅について語っていきます。

 5月第4週公開の栃木シティFC・大栗崇司代表インタビューは、大変多くの方にお読みいただきありがとうございます。今後も他のメディアではなかなか読めないハーフウェイカテゴリーの記事を、どんどん採り上げていきます。「もっと読みたい!」という方は、是非、WM会員登録やYouTubeチャンネルへのご登録を、そして「もっと深く関わりたい!」方は、ハフコミへの参加で、サッカーの可能性を共に押し拡げていきましょう。ご登録、ご参加を心よりお待ちしております。それでは6月前半のWMもご愛読いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

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