宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」7月前半戦!(編集部・森衿子)

 2021年の前半戦も終了し、後半戦に突入です。東京五輪開幕に向けていろいろなものが動き始めてきました。女子日本代表に続き、男子日本代表の18名も発表。女子は14日にオーストラリアと“注目”のサンガスタジアムby KYOCERで親善試合。U-24男子は12日にホンジュラス、そして17日にスペインと親善試合。それぞれ21日と22日に初戦を迎えます。

 五輪の観戦チケットを買った方も多いと思いますが、再抽選や、試合時間が遅い場合は無観客試合となる可能性もあり、ギリギリまでモヤモヤしたものが残りそうですね。

 そんな中、写真集『蹴日本紀行』の準備に忙殺されていた宇都宮は、先週ようやく脱稿、校了しました。あとは印刷を待つのみ。発売は7月下旬予定ですが、発売日が確定しましたら、すぐにお知らせいたします。仕上がりをお楽しみに!

 さて、WM7月前半戦の予告です。最近サッカー界で耳にする機会が増えた「トークン」をご存じでしょうか? トークンとは、ブロックチェーン技術を利用した仮想通貨の一種で、サポーターが直接的にクラブを支援できるサービスとして注目されています。ヨーロッパでは、ユベントスやバルセロナやパリ・サンジェルマンなどが採用。日本でも、湘南ベルマーレがサッカークラブとして初めてトークンの発行を開始しました。

 第1週は、このトークンのサービスを展開する、株式会社FiNANCiEの田中隆一さんが登場。トークンとサッカーとの親和性や、ブロックチェーンがサッカー界に与えるインパクトについてお話を伺いました。このトークン、都リーグ1部の渋谷シティFCも湘南に次いでチャレンジしており、一定以上の成果を出しているそうです。スポーツビジネスだけでなく、ハーフウェイカテゴリーに関心のある方も、ぜひお読みください!

 そして第2週は、このほどモンゴル代表監督に就任した、間瀬秀一さんが登場。モンゴル代表は大阪で行われたワールドカップ・アジア2次予選で、格上のキルギス代表に1-0で勝利。この結果、モンゴルはアジアカップ3次予選に進出することとなりました。モンゴルに渡航できず、オンラインで選手選考をしてぶっつけ本番で臨んだキルギス戦。なぜモンゴルは勝利できたのか、間瀬さんにじっくりお話を伺いました。

 最後に告知です。毎月1回、サッカー界の多彩かつ豪華なゲストを講師に招いて行われる #ハフコミ公開ウェビナー powered by Atleta(アトレータ)。7月はスポーツエンターテイメントアプリ「Player!(プレイヤー)」で知られる、株式会社ookamiの加藤宏大さんと遠藤雄己さんを特別講師にお迎えします。「どんなカテゴリーでも、どんなにマイナーでも誰でも簡単に「試合速報」できるPlayer!とは?」をテーマに、7月5日(月)20時からの第1部はYouTubeライブで無料公開されます。詳しくはこちらをご覧ください。

 そして「Jリーグアウォーズに『マスコット部門』の新設を!」の目標を掲げるWM新企画・#ウチ壱 こと「Jマスコット ウチの子が一番!」の締め切りが迫ってきました。自慢のマリノスケ写真をお持ちの方は、ぜひ6月30日までにエントリーしてくださいね!

 16歳以上の人口の8割以上がワクチンを接種しているイスラエルですら、デルタ株が拡大しているという報道を見ると、未だ全人口の接種率が1割に満たない日本では、素人目でも第5波待ったなしと思います。2021年の日本の夏は後世の歴史に残る夏になるでしょうが、五輪やスポーツの意義や価値を、開催国のいち生活者としてどのように受け止め、記録、発信していくかを意識しながら過ごしていくつもりです。五輪関係向けの暑さ対策として東京都が製作、発表していたあの「かぶる傘」も、一体どれだけの人が使うのでしょうか。そんな「時代の目撃者」としてWMも発信していきますので、この夏もWMのご愛読をよろしくお願いいたします。

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