宇都宮徹壱ウェブマガジン

徹壱堂営業再開、松田直樹、そして東京五輪閉幕 8月2日(月)〜8日(日・祝)

8月2日(月)晴れ時々くもり一時雨@東京

 7時起床。体温36.3度。新しい1週間は自宅のある東京から。そして東京五輪開催11日目。大会は今週の日曜日に閉幕するが、新規感染者数は高止まりしたままの状態が続いている。そして今日は、松本山雅に所属していた松田直樹が練習中に倒れ、それから2日後に帰らぬ人となってから10年。この件については、きちんとコラムに書くことにしよう。

 朝食後、カミさんはすぐにハローワークに向かったため、今日の散歩はなし。まず、昨日編集したヤンデル先生の動画5本をYouTubeに限定公開して、ご本人に確認依頼のDMを送る。当初は木金で一気に公開することを考えたが、1本ずつ出したほうがチャンネル登録者数は間違いなく増えるとのこと。そのアドバイスに従うことにする。

 10時40分に出発。2カ月ぶりに眼科医に向かい、白内障の術後経過を確認してもらう。幸い、経過は良好。次の診察は3カ月後ということで、11月初旬で予約を入れる。その頃にはコロナも収束方向に向かっているだろうか。銀行でもろもろ税金を収めてから、昼食にラーメンをいただき、バスで帰宅する。

 12時30分、玄関前にスタンバイさせておいた海外取材用のトランクを引きずりながら、西荻窪のコワーキングスペースへ。トランクの中身は『蹴日本紀行』が62冊。前回の『フットボール風土記』に比べると、明らかに重い。予約販売の半分を梱包して、一気に郵送するのが本日のクライマックス。徹壱堂、久々の営業再開である。

 13時に到着して、トランクから商品を取り出す。30分後、アシスタントの加藤麟太郎くんも到着し、さっそく今日の作業を開始。私がサインを書き、加藤くんがそれをビニール袋に入れ、さらにクリックポストに入れる作業は1時間で終了。ただしクリックポストに入れた62冊は、全部がトランクに入らないことが判明。こぼれた分を加藤くんに持ってもらい、近所の郵便局に苦労して運ぶ。

 14時45分に今日の作業が終了。明日もまた手伝ってもらう加藤くんに1冊献本する。少しだけ作業をして16時に撤収。16時45分に帰宅して、すぐにリモートでの取材の準備をする。17時、ヴェルスパ大分代表取締役の清原裕輔さん、そして取締役兼GMの生口明宏さんにインタビュー。こちらは来週のWMにて掲載予定だ。

 その後は先週の日記をまとめながら、女子サッカー準決勝のアメリカ対カナダをTV観戦。後半にVARで得たPKによる1点をカナダが守りきり、初の決勝進出を果たした。アメリカが90分で敗れた試合をリアルタイムで見たのは、果たしていつ以来だろうか。それにしても、このカナダによくぞ日本は引き分けたものだ。

 風呂に入ってから、夕食はインゲンのひき肉の炒めもの、豆腐サラダ、玉子スープ、ご飯をノンアルで。政府は「重症者以外は自宅療養で」という方針を打ち出したとのこと。これって、トリアージではないか? 何やら退却を「転進」と言い換えているのと同じように思えてしまい、ただただ不安な気分になる。午前0時就寝。

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頭から反発する人こそ冷静に読んでほしい記事。

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