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今年の地域CLはどうなってしまうのか? 全社中止を受けてあらためて整理してみた

 今年10月に栃木県で開催される、全社(全国社会人サッカー選手権大会)の中止が発表されたのは、先週の土曜日のことであった。すでに本大会出場を決めていた32チームの関係者、そして開催の準備を進めていた方々の落胆は、いかばかりであろうか。

 FC今治のJ3昇格に貢献し、昨シーズンから関西リーグのCento Cuore HARIMAでプレーしている上村岬選手のツイートは、多くの選手の気持ちを代弁するものであった。

 一方、前FC琉球社長の三上昴氏のツイートも、非常に核心を突くものに感じられた。

 普段、ハーフウェイカテゴリーに馴染みのない方に説明すると、全社とは全国9地域の予選を勝ち抜いた31チームに、開催都道府県の代表を加えた計32チームが参加するトーナメント大会。国体のリハーサル大会と位置づけられており、5日間連続のトーナメントを勝ち抜いた上位3チームは「全社枠」として地域CLに出場する。最近では、2016年のヴィアティン三重、15年のラインメール青森が、全社枠からJFL昇格を果たしている。 

 全社は取材者にとっても、ハーフウェイカテゴリーの「現在」を俯瞰できるという意味で、極めて重要な大会である。トーナメントは同じ会場で2試合、つまり1日で4チームを見ることができる。3日目まで異なる山を取材すれば、12チームをチェックできるわけだ。加えて、県内のさまざまな会場で試合が行われるため、普段なかなか訪れる機会のない土地を知ることもできる。そうした楽しみも、中止の決定で吹き飛ぶこととなった。

 それにしても気になるのが、全社枠の扱いをどうするのか、である。実は前回、三重県で行われる予定だった全社も中止になっており、この時は輪番制で関東と関西と九州の2位チームが出場権を獲得。ただし昨年の九州リーグは、シーズン途中にコロナ禍の影響で中止となり、2018年の順位で出場チームを決定している。今季についても、各地域で事情が大きく異なっているため、この機会に整理しておきたい。

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