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宇都宮徹壱ウェブマガジン

森保監督が「あの人に似ている」という話 日本の政界とサッカー界の奇妙な相似関係

  まずは、今週土曜日から始まるヨコハマ・フットボール映画祭に関する告知から。 

  横浜市のかなっくホールで開催される、10月9日と10日の映画祭。実は当初、全社の取材を予定していたので断念せざるを得なかったのだが、はからずも中止となったためイベントにフルコミットすることとなった。当日は『蹴日本紀行』の販売(サイン入り)をはじめ、書籍に掲載された作品も展示されているので、映画祭をご覧いただいた方はぜひとも立ち寄っていただければ幸いである。

  さて本題。日本の新しい総理大臣が決まった。サッカーファンにはお馴染みのあの方が、もし自民党総裁選に勝利していたら、果たして「全員野球」ではなく何と表現したのだろうか。今となっては想像するのも詮無きことだが、それ以上に気になっているのが、静かに官邸を去っていった菅義偉前総理である。実は以前から、菅さんとわれらが日本代表監督は、意外と共通する部分が多いと感じていた。以下、思いつくままに挙げてみる。

・実直で生真面目で頑固

・実務能力は高い

・叩き上げのキャリア

・派閥(学閥)なし

・インターナショナルというよりドメスティックなイメージ

・自ら発信するのが苦手

・瞬時の決断力に難あり

  加えていえば、菅さんがほぼ無風状態で首相の座に就いた経緯や、キングメーカーだった二階俊博幹事長に担ぎ出された構図もまた、森保一監督誕生の経緯や構図にかなり近いものを感じてしまう。問題はここからだ。菅さんはあまりの不人気ぶりに「総選挙で戦えない」と判断され、本人としては極めて不本意な形で首相の座を降りることになった。果たして森保監督には、どのような未来が待ち受けているのだろうか?

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