宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」10月後半戦!(編集部・森衿子)

 昨日、『Jリーグ 来季ホームタウン制撤廃へ』という驚きの報道がありました。小泉文明・鹿島アントラーズ社長は、報道にすぐさま反応。「個人のコメント」として連続ツイートされておられましたが、このようにクラブ社長自らの発言を即、目にすることができる時代に、30年前の理念が合わないとされるのか否か。ちなみに、Jリーグの公式発表はこちらの通りで、「ホームタウン制度について撤廃・変更の事実は一切なく」とのことです。

 さて、10月9日と10日、かなっくホールで開催されたヨコハマ・フットボール映画祭2021ですが、「リアル徹壱堂」にも、多くのお客様にご来店いただき、ありがとうございました。久々にお会いできた方も多く、宇都宮も非常に楽しんでおりました。

 その2日後に行われた10月12日のワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア戦は、日本が2-1で劇的な勝利。解任の可能性も噂されていた森保一監督が、引き続きチームを指揮することを田嶋幸三JFA会長が明言し、このまま11月のアウェー戦に突入です。しかし、ご存じの通りアウェー戦は地上波放送がなく、ライトユーザーの獲得など、サッカーの普及にも影を落とすことは否めません。コロナ禍の影響はこれからさまざまな形で長く続くことになりそうです。

 さて、WM10月後半戦の予告です。10月第3週は、埼玉県から将来のJリーグ入りを目指す、COEDO KAWAGOE F.Cにフォーカス。いわゆる「ハーフウェイクラブ」ですが、関東リーグの下の埼玉県リーグのそのまた下の川越市リーグ2部! J1から数えて11部に所属するCOEDOですが、クラブトークンでは1500万円を調達して話題になりました。今回は共に1991年生まれ、代表取締役の有田和生さん、そして取締役の中島涼輔さんにお話を伺いました。

 そして第4週は、Jリーグマネジメントカップ(JMC)2020がテーマ。毎年、デロイト トーマツグループが発行しているJMCは、Jリーグに所属する全クラブをビジネス・マネジメントの側面からランキング。コロナ禍に見舞われた昨年は、どのクラブが最も評価が高かったのでしょうか? そして結果から見える、ポスト・コロナ時代のクラブ経営のあり方とは? デロイト トーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社の里崎慎さんと小谷哲也さんにお話を伺いました。

 ハーフウェイクラブといえば、来月開幕する地域CLの組み合わせが発表されました。1次ラウンドが行われる3会場のうち、宇都宮はどの会場に行くか思案中。その前に今月27日には天皇杯準々決勝、30日にはルヴァンカップ決勝と、忙しくなりそうな10月後半。皆様もスタジアムにお出かけの機会が増えると思いますが、体調管理に気をつけて楽しんでくださいね!

 それでは10月後半もWMをどうぞよろしくお願いいたします。

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