宇都宮徹壱ウェブマガジン

【無料公開】発表! 今年最も読まれた有料記事ベスト20 WMコンテンツから見える2021年のサッカー界<1/2>

 いろいろあった2021年も、残りわずか。皆さんは、どのような年末をお過ごしだろうか。私のほうは年末まで引きずっていた書籍案件が、昨日ようやく手を離れることとなり(といってもゲラチェックはこれからだが)、本稿を入稿すればようやく仕事納めとなる。あまりにも忙しかったので、今年の大掃除は早々に断念。年賀状は何とか年内に、といったところである。

 というわけで年内最後のコンテンツは、2021年を振り返る内容とした。今年も当WMにて、膨大な数のインタビュー記事やコラムを執筆してきたわけだが、それらをページビューでランキング化したものを発表することにしたい。ランキングの条件は、①無料記事は除く、②2021年に発表した記事に限定、③前後半に分かれたコンテンツは順位が高いほうをピックアップ、としている。

 なお、本稿は無料公開とした。これは普段、なかなか接点を持ち得ていない会員以外の皆さんにも、当WMがどのようなメディアであるかを知っていただくためである。2021年がどんな一年だったのか、当WMのコンテンツから振り返りつつ、新たな出会いのきっかけとなれば幸いである。それでは、第20位から。

20位:東日本大震災でのJサポ団結はなぜ風化したのか? Football Saves Japan」10年後の述懐【21/03/11

東日本大震災でのJサポ団結はなぜ風化したのか? 「Football Saves Japan」10年後の述懐<1/2>

「3.11」には、どんな切り口でコンテンツを出すか、実は毎年苦労している。しかも今年は、東日本大震災発生からちょうど10年。ということで、サポーター有志によって始まったFSJFootball Saves Japan)を取り上げることに。その中心メンバーだった、清義明さんに5年ぶりにお会いして、じっくりとお話を伺った。

19位:「メダルに届かなかった」結果は妥当か? 東京五輪の日本代表を総括する【21/08/26

「メダルに届かなかった」結果は妥当か? 東京五輪の日本代表を総括する<1/2>

 緻密なゲーム分析に定評のある、五百蔵容さんによる東京五輪の男子サッカー総括インタビュー。この年末、東京五輪を振り返る番組を見ていて心底残念に思うのが、サッカーがほとんど触れられていないこと。男女のどちらかがメダルを獲得していれば、これほど深刻な代表離れは起こらなかったと思うのだが。

18位:あらためて考える「なぜJリーグは無観客でないのか?」(2021年7月10日@ニッパツ)【21/07/11

あらためて考える「なぜJリーグは無観客でないのか?」(2021年7月10日@ニッパツ)

 Jリーグでの取材現場で撮影した写真で、現場の臨場感を伝えることを目的に始まった「今日の現場から」。J1クラブの試合を取り上げると、サッカーパックからの流入が多いのが特徴である。東京五輪直前にニッパツで行われた横浜F・マリノスのゲームでは、トゥールーズへの移籍が発表される直前のオナイウ阿道のプレーをカメラに収めている。

17位:心躍る大旗の復活と残念な出来事(2021年11月20日@埼スタ)【21/11/21

心躍る大旗の復活と残念な出来事(2021年11月20日@埼スタ)

 図らずも2021年の「今日の現場から」は、コロナ対策でのさまざまな規制が、少しずつ緩和されていく過程を記録することとなった。フラッグが解禁となった、浦和レッズのホームゲームの取材は、その意味で大変意義深い。しかし一方で、サポーターのモラルが問われる場面も。

16位:今年の地域CLはどうなってしまうのか? 全社中止を受けてあらためて整理してみた 21/09/15

今年の地域CLはどうなってしまうのか? 全社中止を受けてあらためて整理してみた

 楽しみにしていた栃木全社がコロナ禍で中止となり、それを受けて執筆したコラム。全社枠がなくなったことで、今年の輪番枠がどうなるかについてまとめた。ちなみに、今年の地域リーグをコンプリートできたのは、関東と関西だけ。ということで、各地域の地域CL出場チームの決定方法についても言及した。

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