宇都宮徹壱ウェブマガジン

国立でのブラジル戦、神戸でのキリンカップ、そして鈴鹿でのJFL取材 6月6日(月)〜12日(日)

6月6日(月)雨@東京

 6時起床。36.3度。新しい1週間は自宅のある東京から。今日から関東が梅雨入りということで、東京も雨。19時20分キックオフのブラジル戦に、どのような影響があるだろう。今週の後半はキリンカップで関西取材があるので、スケジュール管理にも注意が必要だ。

 朝のニュースでは、プレーオフ決勝でウェールズがウクライナに10で競り勝ち、56年ぶりの本大会出場を果たした。ウクライナは本当に最後までよく戦ったと思う。ウェールズの前回出場は1958年。ペレが17歳で出場してブラジルが優勝したスウェーデン大会だ。ウクライナとは別の意味で、重みの感じられる出場である。

 朝食後、カミさんを送り出してから、まずはえとみほさんのインタビュー原稿、続いて渋谷シティFCの原稿を相次いでブラッシュアップしてチェックに回す。その後は取材に関するメールを数本送って、先週の日記に使う写真をチョイスしてから12時に出発する。

 西荻まで出て、沖縄料理屋でランチをいただいてから、いつものコワーキングスペースで作業を開始。今日は誰もいなかったので、スムーズに仕事をすることができた。先週の日記をまとめてから、今日のブラジル戦に向けた下調べをして、イントロ部分の執筆をする。さすがに相手がブラジルだとネタには事欠かない。

 17時30分に撤収。軽食で腹を満たしてから、千駄ヶ谷まで出て国立競技場に向かう。キックオフ1時間前、メディア受付を済ませて記者席へ。さすがに1時間でチケットがソールドアウトだったこともあり、スタンドは超満員だった。この試合についてはこちらに書いたとおり。この日もゴール裏からは、禁止事項の声出し応援があった。

 22時30分に撤収。清水英斗さんとばったり会ったので、今日の試合と近況について語りながら駅まで歩く。最寄り駅で牛丼をいただき、午前0時に帰宅。カミさんが用意してくれた風呂に入り、試合コラムを7割ほど書いてから、午前1時30分就寝。

【日韓W杯から20年】FIFA会長の裏切り行為も。招致活動は日本有利で進むも韓国との共催になった理由

後藤健生さんの回想。最後の一文に納得。

ブラジル秘史。メキシコ五輪で日本と対戦したブラジルに日系のクラッキがいた。男の名は「シナ(中国人)」

こういう話、好きです。埋もれている話は、まだまだありそう。

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