宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」8月後半戦!(編集部・森衿子)

 コロナ感染拡大が続く中、台風や記録的大雨の被害が各地で相次いでいます。水害の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。過去に例がないほどの被害が発生している地域もあり、これからの生活や農作物への影響、復興への道のりも心配です。ゲリラ豪雨も日常的になった昨今、線状降水帯などの防災情報はこまめにチェックし、日々の備えも怠らないようにしようと思います。

 先週末は台風の影響で、関東圏のJリーグが試合中止になりました。しかし、スタグルを提供してくださるお店は仕込みも終えている状況……。フードロスを減らすため、翌日曜日にスタグル分の大量のお弁当を店頭販売するお店の前には、ユニ着用の「正装」で購入に列をなすサポの姿が……。我がクラブのためにはスタグルのお店をサポートすることも当然と考え、すぐ行動に移せるサポーターの存在は、本当に尊いとしか言いようがありません。

 各地のスタグル大好きな宇都宮は現在、『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる』の取材で福岡と長崎を旅しております。その土地ならではの見どころ、名物、食の情報提供をTwitterで投げかけたところ、多数の方々からリプをいただき、ありがとうございます。素敵なお店や、美味しそうな食べ物情報をじーっと眺めるだけの編集部の「中の人」は、ちょっと羨ましいぞ!

 さてWM8月後半戦の予告です。8月第3週は、今回の福岡と長崎の旅の模様をフォトギャラリーでお届け。福岡といえば、Jリーグの取材で博多や小倉を訪れたこともある宇都宮ですが、今回はJクラブのないディープな福岡の「サッカーのある風景」を活写しました。ささやかな夏休み企画として、ぜひお楽しみいただければ幸いです。

 8月第4週は「クラブスタッフの移籍」がテーマ。選手がそうであるように、クラブで働くスタッフも、自らの活躍の場を求めて移籍します。移籍を決断させた原動力とは? そして新天地でアジャストするために必要なスキルとは? 今回は今年4月、東京ヴェルディの営業からアビスパ福岡のマーケット開発に移籍した、佐川諒さんにお話を伺いました。

 宇都宮の夏休みは8月19日から、3年ぶりに家族旅行で北陸に向かいます。また、先週公開の #徹ルポ でもその片鱗をお見せした「Jリーグ現代史」をテーマにした新著の取材も順調に進んでいます。重厚なテーマに宇都宮がどう立ち向かうのか。月イチ連載の #徹ルポ執筆と並走しながら続く新著にも乞うご期待!

 今はお盆休み、夏休みの方も多いかと思います。どうぞ楽しい夏休みをお過ごしくださいね。WMの更新は夏休み無しの「平常運転」です。夏休みの方も、同じく「平常運転」でお仕事の方も、引き続きご愛読いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 末筆になりましたが、本日は終戦記念日です。宇都宮は8月13日に「平和祈念マッチ」として開催されたV・ファーレン長崎対FC琉球戦を取材いたしました。終戦直前に被爆地となった長崎。日本で唯一の地上戦が展開された沖縄。両クラブによる「平和祈念マッチ」は、見どころ満載の熱戦となりました。宇都宮が現地で撮影した後ろ姿のヴィヴィくんが着用している平和祈念ユニフォームには、折り鶴があしらわれていることにお気づきでしょうか。V・ファーレン長崎の平和記念活動ページには、ユニフォームのコンセプトも説明されています。今日の写真と併せてお読みいただければ嬉しいです。

 2022年の平和祈念ユニフォームは、「平和への願いを込めた折り鶴」「V・ファーレン長崎の「V」」、そして「長崎の県花である雲仙ツツジ」をモチーフにしました。植物を組み合わせることで、自然の優しさと力強さを表しています。
被爆77年を迎え、被爆者のいない時代が近づいています。
モチーフを小さめに散りばめ、日常でも着用しやすいデザインにすることで、多くの方がこの平和祈念ユニフォームを通して日常の中で気軽に平和について考えるきっかけになればと思います。
世界情勢が不安定な中、被爆地として長崎から強く平和と安静を願い、共に平和について発信していきましょう。

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