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8万7千人の大アウェイに乗り込んだタイ。東南アジアの王座防衛へ「鬼門」に挑む【AFFスズキカップ準決勝1stレグ・マレーシアvsタイ】

東南アジア王者を決めるAFFスズキカップ(東南アジア選手権)は1日、マレーシア対タイの準決勝ファーストレグがマレーシア・クアラルンプールを舞台に行われた。大会3連覇に向けて順調にグループリーグを1位通過したタイだが、ここからは簡単ではない戦いが待っているはずだ。東南アジアの王座防衛への最初の壁として立ちはだかるマレーシアとの第1戦の模様を詳しくお伝えする。

◎AFFスズキカップ準決勝1stレグ
(2018年12月1日@ブキット・ジャリル国立競技場/マレーシア・クアラルンプール)

<試合結果>
マレーシア0-0タイ
前半:0-0
後半:0-0

<タイ代表スターティングメンバー>
GK1 チャチャイ・ブップロム(BGパトゥム・ユナイテッド)
DF4 チャルムポン・グーケーオ(ナコンラチャシマー)
DF5 ミカ・チュヌオンシー(バンコク・ユナイテッド)
DF6 パンサー・へーミブーン(ブリーラム・ユナイテッド)
DF24 コラコット・ウィリヤーウドムシリ(ブリーラム・ユナイテッド)
MF8 ティティパン・プアンチャン(BGパトゥム・ユナイテッド)
MF14 ヌルン・スリヤーンケム(ポート)
⇒59分:25パコーン・プレムパック(ポート)
MF17 タナブーン・ケーサラット(BGパトゥム・ユナイテッド)
MF22 スパチャイ・ジャイデッド(ブリーラム・ユナイテッド)
⇒46分:21ポックラウ・アナン(バンコク・ユナイテッド)
MF29 サンラワット・デーミット(バンコク・ユナイテッド)
FW9 アディサック・クライソーン(ムアントン・ユナイテッド)
⇒90分:2チャナナン・ポンブッパー(スパンブリー)

マレーシアの猛攻を凌いだ90分

今大会で12回目を迎えるスズキカップには、前身のタイガーカップ時代も含めて計4つの優勝経験国が存在する。最多5度の優勝を誇るタイ、それに次ぐ4度のシンガポール、2008年大会で英雄レ・コン・ビンの劇的ゴールによって決勝でタイを下して初優勝を果たしたベトナム。そして、もう一カ国が2010年大会で同じく初の頂点を狙う宿敵インドネシアとのファイナルを制して4カ国目のチャンピオンとなったマレーシアだ。

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