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運命が揺れ動いたシーソーゲーム。ラストプレーで入れ替わった天国と地獄【AFFスズキカップ準決勝2ndレグ・タイvsマレーシア】

勝利が必要なタイはスタメンを2人変更

大会2連覇中の王者タイと、2010年大会以来2度目の優勝を狙うマレーシア。ファーストレグでタイは過去一度も勝利したことのない鬼門、クアラルンプールのブキット・ジャリル国立競技場で今回も勝利することはできずにスコアレスドロー。だが、反対にマレーシアも2012年大会の準決勝、2014年大会の決勝での対戦時には、ホームで勝ち点を奪いながらもアウェイ戦を0対2と落として敗退している。マレーシアにとってもタイのホーム、ラジャマンガラスタジアムは鬼門と言えるだろう。とはいえ、アウェイゴールのないタイが決勝に進むには基本的に勝利しか許されず、もちろん余裕のある状況では全くない。

運命の一戦に臨むタイは、ファーストレグからスタメンを2人入れ替えてきた。右のアタッカーに、グループリーグ2戦目のインドネシア戦以来の先発となるモンコンを起用。アウェイでは守備重視で本来はCBのミカを配した右SBには、3試合ぶりにフィリップを戻した。

以下、タイ代表のフォーメーション。

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