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Jリーグタイ人初ゴールのFC東京・ジャキットがタイ復帰。タイの新ビッグクラブ、バンコク・ユナイテッドでACL目指す【日泰移籍情報】

(C)Taro-Ramos BUENOS

「大きな成長を感じることができた1年半」

FC東京は8日、タイリーグのバンコク・ユナイテッドから期限付き移籍していたMFジャキットの契約期間満了による退団を発表した。

ジャキットは2017年7月に、バンコク・ユナイテッドとのクラブ間提携を背景にFC東京に加入。当初は半シーズンの契約だったが、1年目からFC東京U-23の一員としてJ3で11試合に出場。最終節のセレッソ大阪U-23戦では開始直後にゴールを決め、歴史的なタイ人選手Jリーグ初得点をマークした。

そのポテンシャルが評価され、1年間のレンタル期間延長が発表されて迎えた今季も主に右サイドバックとしてJ3で22試合に出場。結果的にJ1出場は果たせなかったものの、決して可能性を見限られての退団ではないだろう。タイでの報道を見ても、バンコク・ユナイテッドのカチョーン・チアラワノン会長は早くから来季はジャキットを復帰させる方針を固めていた様子で、タイリーグ制覇を目指すクラブに強く求められての復帰という印象だ。

FC東京の公式サイトを通して、ジャキットは以下のようにコメントしている。

まず、FC東京でプレーするチャンスをいただいたことに、感謝しています。自分でも大きな成長を感じることができた1年半でした。ファン・サポーター、チームメイト、スタッフのみなさんにいつも支えてもらいました。僕がここまで頑張ることができたのはみなさんのおかげです。主にJ3でのプレーとなりましたが、名前を呼んで応援してくれたことが何よりも力になりました。タイに戻っても、”ジャキットが東京でプレーして良かった”と多くのタイの人たちに思ってもらえるように、成長した姿を見せたいと思います。ありがとうございました

ジャキットが復帰するタイの新ビッグクラブ、バンコクUとは?

ジャキットが復帰するバンコク・ユナイテッドは、2018年シーズンのタイリーグを2位で終えた強豪。近年はオーナーであるタイの大手通信会社「トゥルー・コーポレーション」が本格的に強化に乗り出しており、ブリーラム・ユナイテッドに次ぐ規模の資金力を誇る。近年のACLでの活躍によって、日本のファンにはタイと言えばブリーラム・ユナイテッドとムアントン・ユナイテッドの印象が強いだろうが、今後、数年のうちにこのバンコク・ユナイテッドもアジアの舞台に登場してくる可能性が高い。

悲願のタイリーグ制覇へ向け、来季への補強も目立った動きを見せている。キャティサック・セーナムアン前監督時代にはタイ代表の常連だったトリスタン・ドー、ピーラパット・ノッチャイヤーの両サイドバックをムアントン・ユナイテッドから獲得。さらに、2018年にタイリーグ得点ランキング4位の25ゴールをマークしたエルサルバドル代表FWのネルソン・ボニージャをスコータイFCから引き抜くなど戦力強化に積極的で、タイU-23代表MFであるジャキットの復帰もその一環と言える。来季のACLでもプレーオフラウンドから参戦するだけに、早ければ来季にもACL本戦でジャキットの勇姿が見られるかもしれない。

2017年3月、ジャキットは当時チームメイトだった同世代のMFサラサック・ハイプラコーンとともにFC東京の練習に参加した。ともにバンコク・ユナイテッド期待の若手として送り込まれたが、契約を掴みとったのはジャキットひとり。だがその後、サラサックはブリーラム・ユナイテッドへと移籍して才能を開花させ、今やA代表にも名を連ねるタイサッカー界期待の星となっている。一方のジャキットは東京五輪を目指すタイU-21代表には招集されているものの、現在のところA代表歴はなし。Jリーグ移籍という選択が間違いでなかったことを証明するためにも、東京での1年半の経験を生かし、タイでのさらなる飛躍を期待したい。

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