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「第2のチャナティップ」最有力候補を目撃したクアラルンプールの夜【AFFスズキカップ決勝1stレグ・マレーシアvsベトナム】(ハイライト動画あり)

ベストチームvsアジア最高のサポーター

マレーシアは2010年大会以来8年ぶり、ベトナムは2008年大会以来10年ぶりと、ともに2度目の東南アジア王者を狙う両国の対戦。グループリーグでは同組を戦ってベトナムが1位、マレーシアが2位での通過だった。予選リーグでの直接対決は、2対0でベトナムの勝利。だが、その時の会場はベトナムのホーム、ハノイのミーディン国立競技場だった。東南アジア最強のタイでさえ一度も勝利したことのないマレーシアの絶対的ホーム、ブキット・ジャリルが舞台となる決勝戦ファーストレグは一筋縄ではいかないはずだ。

8万を超えるアジア最高のサポーターが支えるマレーシア代表

とはいえ、ベトナムはここまで今大会のベストチームと言える戦いぶりを見せてきた。グループステージでは4試合無失点で3勝1分と危なげない試合運びで余裕の首位通過。準決勝のフィリピン戦もホーム、アウェイともに2対1で連勝した。今年1月のU-23アジア選手権で準優勝の快挙を成し遂げた韓国人のパク・ハンソ監督のもと、A代表も飛躍的な前進を見せている。今大会、王者タイにはチャナティップらJリーグ勢をはじめとする海外組が不在というエクスキューズがあったが、仮にベストメンバーのタイでも優位に立てるとは断言できない水準に今のベトナムは達している。

別格の輝きを放った「若き王様」グエン・クアン・ハイ

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