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タイ代表MFチャナティップがJリーグベストイレブンに選出!東南アジア出身選手初の快挙で、Jリーグ「アジア戦略」も大きな一歩

(C)Taro Ueno

東南アジア出身選手初の快挙!

18日、「2018Jリーグアウォーズ」が横浜アリーナで開催され、今季のベストイレブンにタイ代表MFのチャナティップが選出された。北海道コンサドーレ札幌での2シーズン目となった今季は、30試合に出場して8得点をマーク。チームの4位躍進の立役者と言えるパフォーマンスはJリーグ屈指で、ベストイレブンへの選出も異論は少ないだろう。

前日までは母国タイで忙しくしていたチャナティップ。札幌とサンフレッチェ広島が参戦して来年1月にタイで開催される「2019Jリーグ・アジアチャレンジinタイ」の記者発表への出席や、私財を投じて出身地のナコンパトム県につくった「チャナティップスポーツクラブ」のオープニングセレモニーで故郷に凱旋するなどしていた。地元では何時間もの間、サインを求めるファンに囲まれ、笑顔で応じ続けたという。

Jリーグで大きな成功をつかんだチャナティップの母国における英雄度は増すばかりで、Jリーグが取り組む「アジア戦略」も大きな一歩を刻んだと言えるだろう。

<2018年Jリーグベスト11>
◎GK
チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)

◎DF
西大伍(鹿島アントラーズ)
エウシーニョ(川崎フロンターレ)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)

◎MF
チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌)
家長昭博(川崎フロンターレ)
大島僚太(川崎フロンターレ)
中村憲剛(川崎フロンターレ)

◎FW
ジョー(名古屋グランパス)
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)

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