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カタールW杯アジア1次予選組み合わせ決定! いよいよ始まる2022年への戦い、「本田カンボジア」は2次予選に進めるか?

スズキカップではタイを下したマレーシアも1次予選から登場 ©Football Thailand

2次予選進出をかけたホーム&アウェイの戦い

17日、カタール・ワールドカップのアジア1次予選の組み合わせ抽選会が行われ、以下のように対戦カードが決まった。

<カタールW杯アジア1次予選>

モンゴル(187位) vs ブルネイ(194位)

マカオ(183位) vs スリランカ(202位)

ラオス(184位) vs バングラデシュ(188位)

マレーシア(168位) vs 東ティモール(195位)

カンボジア(173位) vs パキスタン(200位)

ブータン(186位) vs グアム(193位)

※カッコ内はFIFAランキング。太字はAFF(東南アジアサッカー連盟)加盟国

アジア1次予選には最新のFIFAランキングでアジアの最下部(アジア内の順位で35位から46位)に位置する12チームが出場。6月6日と11日に上記のカードでホーム&アウェイで対戦し、勝者は9月からスタートする2次予選の出場権を獲得する。

スズキカップ準Vのマレーシア、本田監督のカンボジア

タイが所属するAFF(東南アジアサッカー連盟)からはアジア1次予選に5カ国が出場する。東南アジア勢11カ国のうちベトナム(98位)、タイ(114位)、フィリピン(124位)、ミャンマー(140位)、インドネシア(159位)、シンガポール(161位)までの6カ国は2次予選からの登場となるが、半数近い5カ国が1次予選からの戦い。タイを牽引役として急速に台頭してきた近年の東南アジア勢だが、たとえば中東諸国は全ての国が2次予選からの参戦であることを考えても、まだまだ全体の底上げが必要なエリアであることを実感する。

ここではタイの盟友であり、タイサッカーの未来にも大いに関わる存在である東南アジア勢5カ国の1次予選展望をお届けする。

◎マレーシア(vs東ティモール)
マレーシアはFIFAランキングがアジア内35位で1次予選出場国の中では最上位に位置するが、その格付けの通りに1次予選最強の国と言っていいだろう。昨年行われたAFFスズキカップ(東南アジア選手権)では準決勝でタイをアウェイゴールの差で退けて決勝進出。スズキカップでのタイはチャナティップ、ティーラシン、ティーラトンらの海外組が不在であったとはいえ、マレーシアのホーム「ブキットジャリル」での一戦は、0対0に終わったもののタイが防戦一方だった。今季のACLに出場しているジョホール・ダルル・タクジムで10番を背負う22歳のサファウィ・ラシド、ガンビアからの帰化選手であるモハマド・スマレ、スズキカップ5得点のノーシャルル・イドラン・タラハらを擁する前線の迫力は東南アジア屈指で、その実力ははっきり言ってアジア1次予選のレベルではない。1次予選は東ティモールとの東南アジア対決となったが、本来の力を見せれば2次予選進出は固いだろう。

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