コンゴ共和国戦前にティーラトンも負傷、怪我人続出の西野タイ。強化試合と怪我人の状況からUAE戦のスタメンを予想する
存在感を見せたティーラシン
10日、W杯アジア2次予選のUAE戦(15日・ホーム)を前にコンゴ共和国との強化試合を行ったタイ代表。試合は前半に怪我から復帰したティーラシン・デーンダーのゴールでタイが先制したが、後半に同点ゴールを許して1対1のドローに終わった。
絶対的な存在であるMFチャナティップ・ソングラシンを筆頭に、MFティティパン・プアンチャン、右SBトリスタン・ドーらの主力が負傷により選外となっている今回。さらにインドネシア戦で2ゴールのMFスパチョーク・サラチャート、右SBナルバディン・ウィーラワットノドム、DFパンサー・へーミブーンの3選手も負傷で別メニューと負傷者が続出している。そんな中、コンゴ戦前のアップでは左SBティーラトン・ブンマータンも負傷して急遽欠場、強敵UAEとの一戦を前に西野タイは苦しい状況に陥っている。
以下、コンゴ共和国戦を振り返りながら、負傷者の回復状況も踏まえてUAE戦のスタメンを予想してみたい。
【スタメン】
コンゴ共和国戦のスタメンは、インドネシア戦と同様の4-2-3-1。当初の発表ではティーラトンが左サイドバックに入っていたが、その後、負傷によりコラコット・ウィリヤーウドムシリが先発に名を連ねた。1トップにはティーラシンが復帰し、前半30分過ぎにサーラット・ユーイェンのFKに頭で合わせて先制点を生んだほか、安定感のあるポストプレーで何度も攻撃の起点となるなど存在感を見せた。注目されたチャナティップの位置にはブリーラム・ユナイテッドの20歳で、トップからボランチまで複数のポジションに対応できるスパチャイ・ジャイデッドが起用された。
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