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またも”鬼門”を突破できず。マレーシアの返り討ちにあった西野タイ【タイ代表W杯予選レポート/2次予選④マレーシア戦(A)】

©Football Thailand

UAE戦からDFラインを3選手変更

2勝1分でグループG首位に立つタイの第4戦は、アウェイのマレーシア戦。タイにとってマレーシアのホームスタジアム「ブキット・ジャリル」は“鬼門”となっている。収容8万7千人の大スタジアム独特の雰囲気、そしてなんといってもタイのスタジアムとは芝のタイプが大きく異なることが、ボールを細かくつなぐタイのサッカーを封じてきた。過去4試合を戦って2敗2分。西野タイは、これまで一度も勝利したことのないスタジアムに乗り込んだ。

W杯アジア2次予選のここまでの3試合、タイは負傷者が多く、毎試合重要な選手を欠いてきた。初戦と2戦目ではFWティーラシン・デーンダーを欠き、初戦のベトナム戦で負傷したMFティティパン・プアンチャンは未だ復帰を果たしていない。第3戦ではタイ代表にとって最重要選手と言えるMFチャナティップ・ソングラシンが直前のJリーグのアップ中に負傷して離脱。戦力の揃わない中でも勝ち点を重ねてきたが、第4戦のマレーシア戦も不可欠な存在である左SBティーラトン・ブンマータンを累積警告で欠くこととなった。

【タイ代表スタメン】

 

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