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2020年、タイ人Jリーガーはどうなる?~清水がティーラシン、FC東京がアーノン獲得の動き【復帰&新顔編】

清水がティーラシン獲得に動いていることを報じるタイメディア「SMM SPORT」

新たにJリーグにやってくるタイ人選手は?

来季、Jリーグではどんなタイ人選手がプレーすることになるのか。2019年にJ1でプレーした3選手(チャナティップ、ティーラトン、ティティパン)の去就についてまとめた【残留可能性編】に続き、今回はJリーグ再挑戦の可能性のある選手と新たにJリーグにやってくる可能性が報じられている選手にスポットを当てる。

FWティーラシン・デーンダー(ムアントン・ユナイテッド)

清水で2度目のJリーグ挑戦か

18年シーズンにサンフレッチェ広島で1年間プレーしたタイ代表FWティーラシン・デーンダー。今年はオフシーズンに入ると早くからJリーグ再挑戦の可能性があることが報じられ、今月18日にはティーラシンの獲得に動いているJリーグクラブは清水エスパルスであることを複数のタイメディアが伝えている

19年シーズンのティーラシンは負傷で離脱した時期もあり、20試合出場で6ゴールという成績。チームが前半戦で最下位を経験するなど苦しいシーズンであったこともあり数字は振るわないが、西野朗監督率いるタイ代表でもまだまだ質の高いプレーで存在感を見せている。

現在のところ、ティーラシン本人の思いなどは具体的には伝わってきていないが、所属のムアントン・ユナイテッドは正式なオファーがあれば本人の意思を確認して検討するという方針は表している。今後の交渉次第ということになるだろうが、タイの英雄が再びJ1の舞台で戦う可能性はありそうだ。

MFアーノン・アモンルーサック(バンコク・ユナイテッド)

東京五輪世代、リス族出身の技巧派レフティー

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