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全国ベスト4の矢板中央高にU-17タイ代表の双子の兄弟が入部! 高校サッカー界“最初で最後のタイ人留学生”の実力とは?(無料記事)

左が弟のポンタコン、右が兄のポンサコン

昨年までブリーラム所属のMF

この1月、全国高校サッカー選手権でベスト4入りを果たした矢板中央高(栃木)に2人のタイ人留学生が編入学した。ポンサコン・ハンラッタナーとポンタコン・ハンラッタナー。ともにU-17タイ代表のMFで、双子の兄弟だ。

ハンラッタナー兄弟は2003421日生まれで、日本の高校1年生に当たる年齢。バンコク出身で、小学校時代にチョンブリーFCのアカデミーでキャリアをスタートさせ、その後はアサンプション・ユナイテッド、ブリーラム・ユナイテッドと転籍した。いずれもタイ国内屈指の育成年代の名門で育ってきたエリートだ。

タイ代表にもU-14から選出されており、矢板中央高入学後の今年1月末にもU-17タイ代表に招集されて合宿参加のために一時帰国。矢板中央高でもすでに大きな戦力として新人戦でも起用が考えられていたが、母国の代表招集のために日本の高校サッカーデビューは先送りとなった。

今年1月、矢板中央高に初登校した際のハンラッタナー兄弟。左が兄のポンサコン、右が弟のポンタコン

最初で最後のタイ人留学生?

ハンラッタナー兄弟は以前にも京都サンガのアカデミーに2度ほど練習参加の経験があるなど、もともと海外志向があったという。日本への留学に興味を持っていたなかで、タイで活動する日本のサッカー関係者とつながり、縁あって矢板中央高への留学が決まった。

2選手は高校入学前のタイミングであった昨年1月に、日本への留学を見据えて矢板中央高のトレーニングに参加。能力的には全く問題なく「合格」で留学へ向けて話は進んだが、ビザの問題などもあり実際に留学が実現するまでには1年の時間を要した。

日本サッカー協会は昨年10月、「サッカー留学で来日した18歳未満の選手は原則的に公式戦に出場できなくなる」ことを決めた。現行の制度のままであれば現在の高校1年生が「最後の留学生」となり、ハンラッタナー兄弟もその最後の世代に入る。

1年生ながら最高クラスの技術力

兄のポンサコン(ニックネーム:フィルム)、弟のポンタコン(ニックネーム:フレーム)ともに、足元の技術に優れた中盤から前線を主戦場とする選手。より詳しくいえば、ポンサコンはウイング、シャドー、フォワード、ポンタコンはシャドー、ボランチがブリーラム時代のポジションだった。

タイ全土からハイレベルな選手たちが集うブリーラムのアカデミー。そのチームのトップ選手であり、U-14からタイ代表に招集されている逸材となれば、能力は折り紙付きだ。関係者によれば、1年生ながらすでに全国4強の矢板中央高においても技術的には別格の評価を受けているという。

再来年、全国高校サッカー選手権が100回大会の節目となる年に最終学年を迎えることになるハンラッタナー兄弟。記念すべき大会で全国の頂点を狙う矢板中央高で、双子のタイ人留学生が躍動する姿が見られるかもしれない。

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