「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木、ザスパ、水戸 北関東番記者対談  「これを読めばJ3も怖くない! いや、やっぱりすごく怖い!」  Part1「栃木SCJ3陥落 今季の栃木に何が起きたのか?」

栃木のJ3陥落によって幕を閉じた今季のJ2。衝撃の結果を受けて、栃木、ザスパ、水戸の北関東3クラブの番記者(鈴木康浩伊藤寿学佐藤拓也)が、栃木のホーム・グリーンスタジアムに集結。栃木・鈴木をなぐさめるという趣旨のもと(まあ、全然なぐさめられるほど落ち込んじゃいないが)、緊急対談を行った。群馬の伊藤氏も、水戸の佐藤氏も、会うなりグリスタにかかるアーチを「あれはJ3への魔境だ」と揶揄。しかし対談がはじまるとすぐに「栃木の出来事は対岸の火事じゃないんだ!」と恐れおののいた。当初予定のタイトルは「これを読めばJ3も怖くない!」だったが、対談を進めるうちすさまじい恐怖に襲われ、急きょ「いや、やっぱりすごく怖い!」が加筆された。北関東3クラブはこれからどう生き延びていくべきなのか。3回にわたる連載でその答えを探る。(対談は12月8日に開催された)

 

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グリスタのアーチ

「グリスタという魔境」と恐れおののく群馬と水戸の番記者

 

伊藤

「きょう、グリーンスタジアムに一番乗りして、ふたりを待っていたんだけど、雰囲気がヤバかった。ふたりが来なかったら、あのまま魔境に引き込まれていたと思うよ。かつては繁栄を誇ったグリスタがなぜこうなってしまったのか教えてちょうだい」

 

鈴木

「きょうのこの雰囲気は、ただの季節的なものですよ(笑)」

 

佐藤

「いや、それだけじゃないはず(笑)」 

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