「J2でも通用するストライカー」FW大石治寿はどんな選手か。藤枝MYFCを取材するライター前島芳雄氏に聞く。
J3藤枝MYFCから栃木SCに完全移籍での加入が決まったFW大石治寿(おおいし・つぐとし)。
FW大石はクラブを通じて「栃木SCに関わるみなさん初めまして、藤枝MYFCから来ました大石治寿です。チームの明確な目標J2昇格に向けて自分の成長と共に貢献できたらなと思っております。みんなでJ2に上がりましょう! 1年間よろしくお願いします」とコメントした。
神奈川県出身。177cm、74kg。静岡学園、神奈川大学、FC刈谷、藤枝MYFCとキャリアを歩んできた。
J3藤枝MYFCに所属した大石は、昨季14ゴールをマーク。一昨季は17ゴール。それより以前のキャリアを振り返っても、大石は下位カテゴリで確実にゴールを重ねている。
ゴールを重ねることでキャリアをステップアップさせてきた男。
その大石は今季、J3優勝を狙う栃木SCに加入し、いよいよJ2の舞台を視野に入れた。
FW大石治寿はいったいどんな選手なのか。清水エスパルスや藤枝MYFCなど静岡を取材活動の拠点に置く、ライターの前島芳雄氏に話を聞いた。
「武田修宏に似ているかもしれない」
――前島さんは普段清水エスパルスを取材する機会が多いとは思うのですが。
「(藤枝)MYFCの試合も見に行っているのでよく見ていますよ」
――そうですか。では率直に大石治寿選手をどう見ているんでしょう。
「典型的な点取り屋タイプですね。いわゆるゴールへの嗅覚があるタイプ。だからシュートの冷静さがあるし、決定力があります」
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