「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「自分は一度チームを愛したらずっと愛するタイプ」栃木SC 古波津辰希、純粋なる栃木への思い。

1月15日の新体制発表記者会見で古波津辰希は「J3に降格したけれど栃木に入ることは自分のなかで決めていた」とコメントして観覧したサポーターから拍手喝采を浴びた。その思いを改めて、じっくりと聞いてみた。 

 

 栃木SC入りを決意させたのは去年の天皇杯

 

――大学サッカーを取材しているライターさんの話によれば、流通経済大学(以下、流経大)の中野雄二監督が「あいつはボールに頭から突っ込んでいくような選手」という表現をされていて。

「ハハハ()

――それは自分の武器だと自負している、俺はそこで生きていくんだ、というのがあると。

「そうですね。自分が大事にしているのは、見ている人はお金を払って応援したり、観戦したりしてくれているわけじゃないですか。だから、うまいプレーじゃなくて、自分のなかでできることは泥臭く、見ている人が感動するようなプレーだったり、そういうチームだったりになりたい。そう強く思っているとそういうのがプレーに出てくるから」

(残り 3166文字/全文: 3583文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ