「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【ニュース】栃木SCジュニアユースが下野杯を制覇

13日、第46回下野杯争奪県下中学生サッカー大会の準決勝、決勝が行われ、決勝戦で栃木SCジュニアユース ブルーがウィングスSC U-14を1対0で下して優勝した。
栃木県グリーンスタジアムが舞台となり、メインスタンドをほぼ埋めるほどの観客が集まるなか、決勝戦は13時半にキックオフ。
序盤からペースを掴んだのは栃木SC。左サイドから展開し、右サイドの18番三浦が上げる鋭いクロスに10番吉野が頭から突っ込んだり、右サイドバックからオーバーラップをかけて絡む2番中三川らがチャンスを演出した。

 

折り返した後半もペースは栃木SCのまま。後半も半ば過ぎ、後半に入って左サイドへポジションを移した18番三浦がタッチライン際でボールを受けるとキレのあるドリブルで揺さぶり、相手DFの隙を突いたスルーパスから9番関本へ。関本はDFラインを突破すると相手ゴールエリア付近まで切り込んでクロス、これが相手守備陣のオウンゴールを誘って待望の先制点を上げた。

 

決勝戦は両チームともこの日2試合目とあって終盤は足を痙攣させる選手も出るタフな試合となったが、両チームとも集中力を切らさず締まった試合を最後まで見せた。

 

試合終了直前、ウィングスSCが最後の力で反撃に出ると、ゴール前中央から突破に成功、決定的なシュートチャンスを迎えたが、今大会栃木SCのゲームキャプテンを務めた6番黒川がギリギリのところで身体でブロックして難を逃れた。
試合はそのまま終了。オウンゴールでの1点を守りきった栃木SCが下野杯を手にした。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ