「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レビュー】栃木SC J3開幕節 ガイナーレ鳥取戦 痛恨のスコアレスドロー。根深きメンタル面の課題。次節の内容次第でJ3優勝に黄信号が灯る!?

2016明治安田生命J3リーグ第1節
2016年3月13日13時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 5,644人
天候 曇
気温 15.2℃
湿度 43%
ピッチ 全面良芝、乾燥

栃木SC 0-0 ガイナーレ鳥取
(前半0-0、後半0-0)

J3開幕戦は5,644人の観衆が期待を胸に集まったが…。

J3開幕戦は5,644人の観衆が期待を胸に集まったが…。

ファン・サポーターの思いは届かず

 

栃木は立ち上がりから前への圧力を高めて、相手が前へ入れるボールをインターセプトするなどして攻め立てた。コーナーキックを連続で獲得して佐々木勇人の精度の高い右足からチャンスを作ったがゴールマウスに押し込めず。

 

20分過ぎ辺りからその勢いが終息し、相手の鳥取にペースが移ったが何とか耐え忍んだという前半だった。

 

開幕戦独特の雰囲気、緊張感があって確かに重苦しい、ある意味で予想どおりの展開だ、だが後半にオープンな展開になったときに仕留められれば何も問題はない、とハーフタイムに考えていた。

 

だが、後半途中にジャーン・モーゼル、杉本真への選手交代で多少流れを引き寄せたものの大勢に影響なし。まさかそのまま90分間が終わるとは思ってみなかった。慎重にゲームを運び、そのまま試合が終わってしまった。

 

今季は「アグレッシブ」がテーマのはず、「リスクを犯してもゴールを奪い切る」がテーマのはずだ。

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