「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】栃木SC 闘犬の声を聞け――。菅和範「試合に出ていないメンバーが、試合に出ているメンバーにもっと厳しくいくべき」

今季3戦目となる藤枝MYFC戦まであと3日に迫った。

まだ勝星のない栃木にとって勝利が絶対の試合。先週から今週にかけて顔を出せるトレーニングはすべて顔を出して取材してきた。

選手たちの表情、チームの雰囲気。あの長野戦の屈辱の敗戦からチームはどう変わっていこうとしているのか。その一点を確かめよう、感じようと足繁く河内運動公園に通った。

 

正直に書けば、藤枝MYFCに勝てるという確信を得られないでいる。まだ緩いんじゃないか。足りないんじゃないか。去年の夏以降、勝点3から遠ざかっているチームにとって、燃え上がるような闘志を執念深く漲らせるだけ漲らせたとしても上限なんてものはない。もっともっとすべてを出し切ってトレーニングをしてほしい気持ちも多分にあるのだが、幾分ハードルが高いのかもしれないが、そこには正直まだ届いていないという肌感覚がある。やりすぎる、なんてことはまずないのだから。

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