【レビュー】栃木SC　J3第8節大分トリニータ戦　堅調な守備で大分に勝利も、まだまだ不完全。勝って兜の緒を締めよ。

2016年05月09日 17時58分　
カテゴリ：レビュー • 試合情報
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2016明治安田生命Ｊ３リーグ第8節
2016年5月8日13時キックオフ　栃木県グリーンスタジアム
入場者数　4,330人
天候　晴れ、弱風
気温　27.2.℃
湿度　22％
ピッチ　全面良芝、乾燥

栃木SC　２－１　大分トリニータ
（前半１－０、後半１－１）
得点者：前9分　尾本敬（栃木）、後半7分　後藤優介（大分）、後半12分　上形洋介（栃木）

控えメンバー
GK 1 竹重　安希彦
DF 18 坂田　良太
MF 10 杉本　真
MF 14 西谷　和希
MF 2 西澤　代志也
MF 41 佐々木　勇人
FW 11 ジャーン　モーゼル

監督　横山　雄次

後半36分　大石→西谷
後半46分　上形→ジャーン
後半47分　古波津→西澤

昨季Ｊ２で凌ぎを削った大分に勝利。カギとした守備の内容が伴ったものだった。

前半９分にセットプレーから尾本敬が頭で鮮やかに決めて先制。後半７分にGK吉満大介の痛恨のミスから失点を喫したが、その５分後、上形洋介が今季初スタメンに抜擢された期待に応えるように値千金ゴールで突き放す。その後は粘り強く守って逃げ切った。

こうやって時系列だけで書くと、栃木の現状を知らない人からすれば、栃木強いなあ、となるのかもしれない。確かに最近ではあまり経験したことのない勝ち方だった。

もちろん、致命的なミスから被弾する可能性は少なからずあった。守から攻への切り替えのスピードもまだまだ遅い。およそ完璧な試合には程遠いだろうが、わずか２節前のホーム鹿児島戦では、僕自身“ひどい試合”と書いたような状況だったのだから、今日の“このゲームの感じ”は正直予想していなかった。

ただし、伏線はあった。

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