2016年05月22日 6時17分　
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写真提供：栃木SC

昨季プレミア王者の鹿島ユースを撃破！　全国行きを決める！

クラブ公式サイト等で既報通り、21日、クラブユース選手権（U-18）関東大会ノックアウトステージで、栃木ＳＣユースが鹿島アントラーズユースに勝利（０－０　ＰＫ５－３）し、ベスト８進出が決定、同時にクラブ史上初となる全国大会への切符を勝ち取った。

栃木SCユースにとって鹿島ユースは昨年5失点を喫した相手。昨年の試合に出場し、悔しい負けを経験した選手もいるなか、今回はチーム一丸となってしっかり守備を機能させた。フィジカルに優る鹿島のロングボール攻撃に屈せず、押し込まれても安易に蹴り返さずに反撃の機会を伺う会心の試合運び、そして、我慢の勝利だった。

この日は、保護者サポーターのみならず、ジュニアユースの３年生、ジュニアの選手、各コーチ、そして只木章広育成部長も応援に訪れた。去年ではまったく想像しえない光景に選手たちも奮い立ったに違いない。

試合開始前、その応援メンバーたちの前に増渕利樹主将が近づき、「今日はありがとう。一緒に戦おう！」と声を掛けた。いつの間にか耳にしなくなって久しい「一枚岩」。それを感じさせる光景であった。

写真提供：栃木SC

写真提供：栃木SC

全国への切符は手にしたが、関東王者への戦いはまだ続く。今後の日程は以下の通り。

準々決勝　ｖｓ（浦和レッズ－東京ヴェルディの勝者）

６/４（土）１０：００～　住金Ｇ

準決勝

６/５（日）１５：３９～　東京ガス武蔵野苑

決勝

６/１２（日）１３：００～　日立柏総合Ｇ

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＃１　GK上野空良（３年）

写真提供：栃木SC　GK上野空良は写真の背番号1

上背こそ高くはないが抜群の反応速度を誇り、ゴールに立ちふさがる「小さな巨人」。その能力はPK戦でも遺憾なく発揮され、鹿島戦では１本目のPKを見事にセーブ、勝利に貢献した。

（文　編集部スタッフ）