「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料記事】【フォトリポート】栃木SC 29日のトレーニングの様子 厳しいフィジカルトレは粘り強い守備に。

選手たちからすれば”地獄のウェンズデー”だろうか。29日、オフ明けのこの日は河内総合運動公園陸上競技場で毎週恒例のフィジカルトレーニングを実施した。

まだ序盤の頃。新加入の宮崎泰右も涼しい顔。

しかしだんだんと両脚に乳酸が溜まってきて、心肺機能が圧迫されてくるわけである……。

ビシッと走る廣瀬キャプテンを追走する永芳卓磨。廣瀬の黒スパイクはなんとなく力強い。

「あといっぷーん!」と新田フィジカルトレーナーの声が響き渡る。スタッフ陣は手を叩きながら「がんばれ! がんばれ!」と声をかける。とにかくがんばろう! としか言い様がない。

ベテラン本間勲も厳しい表情。

坂田良太、目は死んでいない。前へ。前へ。

終わり。本間さんが嬉しそうにも見える。練習後に声をかけると「そんなにきつくはなくなっています」と返ってきた。この走りの成果は徐々にピッチに反映されてきている? と振ってみると「というよりも、最後の粘り、粘り強い守備、その忍耐強さには繋がっていると思いますね」とのこと。なるほど。それは一理あると思った。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ