「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】栃木SC 好調なのに試合出場が減った杉本真が感じるレギュラー争いの熾烈さと先輩・赤井秀行への思い。

前節の87分から3試合ぶりの試合出場を果たした杉本真。今季序盤戦で試合に出ていたころは、途中出場から持ち味とする“間で受けるプレー”で存在感を発揮していた杉本だったが、その後、途中出場からゴールを決めるような日替わりのヒーローが続々と生まれるなかで試合出場の機会が減っている。しかし、杉本は少しもへこたれていない。それはなぜか。そして秘めていた先輩・赤井秀行への思いとは。6日の練習後に話を聞いた。

 

レギュラー争いの強度が上がった

 

――いまは途中交代で入った選手が結果を出している状況で、前節でいえば、宮崎選手が存在感を発揮したわけですが、杉本選手も今季序盤戦で途中出場からきっちりと役割を果たすなかで存在感は発揮できていたと思います。それでも試合に出られなくなった今、試合を出るための争いの強度が上がってきた感覚はありますか?

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