【無料記事】【インタビュー】栃木SC 天皇杯栃木県予選に2種登録した栃木SCユースの手塚貴大「自分の特徴であるパスを見てほしい」
8日、栃木SCはユースに所属する手塚貴大選手を、栃木トヨタカップ第21回栃木県サッカー選手権大会(天皇杯栃木県予選)に2種登録(トップチーム登録)すると発表した。
以下、オフィシャルより引用。
手塚貴大選手(TEZUKA Takahiro)
選手プロフィール
■ポジション
MF
■生年月日
1998年6月25日(18歳)
■身長/体重
182cm/67kg
■利き足 右
■背番号 45
■出身地 栃木県宇都宮市
■経歴 ともぞうSC → 栃木SCジュニアユース → 栃木SCユース(在籍中)
以上、引用終わり。
8日、トップチームの練習に参加する手塚選手に自己紹介をしてもらった。
――これから天皇杯県予選が始まるなかで2種登録されました。ファン・サポーターに紹介したいので自己紹介をお願いできますか。
「はい、プレーヤーとしてはユースではアンカーをやっていて、ボールを捌く、配球するのが得意なプレーヤーです。課題は守備かなと。目標とする選手はポジションが同じなのでブスケツ(バルセロナ)です。理想とする選手です」
――ちょっと前からトップチームの練習に参加していて、夏休みに入ってからは普段の練習に毎日参加していますが、率直にどう感じていますか。
「自分の得意の攻撃については全然通用すると肌で感じていて、もっと攻撃では自分が輝かないといけないと感じていますし、もっとやらないといけないなと思っています。守備は今までの自分はやはり緩かったなと痛感しています」
――攻撃で通用するというのは具体的には。
「得意とする縦パスだったり、ワンタッチのパスだったりは、プレッシャーが速くても周りを見ながら捌くことはできています。守備はもっと人に強くいけないと試合で使ってもらえないと思います」
――昨日もグリスタでトップチームの試合を上から見ていたと思うんですけど、守備の強度の高いチームのなかに、自分を当てはめていかないといけないですね。
「そうですね。守備は課題なんで頑張ります。ただ、昨日の後半ななどは奪ったボールを苦し紛れに蹴っていたシーンもあったので、自分がもし入ったらできるだけボールを受けて、チームを落ち着かせるような効果をもたらせたらと思っています」
――このチームに入ってから周りの先輩たちとのコミュニケーションはどう感じているんでしょう。
「夏休みに毎日練習に参加するようになってもう一週間くらい経ったんですけど、だいぶ話せるようになっています。でも緊張感を忘れてはいけないなと思うし、先輩が近くでプレーしているのを盗むじゃないですけど、それはもっとやっていかないといけないなと」
――大人の選手と一緒にプレーすることもないから新鮮では?
「はい、楽しいですね」
――誰が優しくしてくれました?
「(西谷)和希さんと西村(洋平)さんにご飯に連れていってもらいました」
――手塚君は宇都宮出身ですか?
「そうですね」
――兄貴(康平)が柏レイソルのトップチームに所属していると。
「そうですね」
――将来はどう考えているんですか。
「プロサッカー選手になることです。栃木SCで活躍できるように頑張ります」
――栃木のサポーターに最後、天皇杯に出ることになったらどんなところを見てほしいのかを。
「やっぱり自分の特徴であるパスを見てほしいですね。ビルドアップのパスには自信があるんで、そこを見てほしいです」