【全選手レビュー2016】栃木SC 愛された男、赤井秀行が栃木在籍9シーズンで残したもの。
19 DF赤井秀行
10試合出場(857分)/30試合中 ※10試合はレンタル先のSC相模原での記録
決算はついただろうか。
今夏、相模原移籍を決意したときに赤井は「自分はもう1年近く満足に公式戦に出ていなかったから、いまの自分がどれだけの実力なのかが知りたかったんです。それが一番大きかったかもしれないです」と話していた。
昨季から満足にプレーできず、今季もその状態が続いていた。
栃木在籍は今季で9シーズン目。これまでもなかなかに出場機会が訪れないシーズンはあった。
だが、それでも腐らずに日々を重ね、いざスタメンを掴むと安定プレーでチームにフィット、そのままスタメンの座を勝ち取るシーズンもあった。08年から15試合、37試合(09年)、26試合(10年)、19試合(11年)、21試合(12年)、24試合(13年)、30試合(14年)に出場している。
気付けば主力の一人になっている、という存在だった。困ったときは赤井ヒデ、という合言葉を、見守る側は心の奥底にしたためていたのではないだろうか。
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