「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【全選手レビュー2016】栃木SC 山本大稀 シーズン序盤の勢いを維持できず。壁を超えられるか。

20 MF山本大稀

20試合出場(783分)/30試合中 1得点

 

開幕5試合はすべてベンチスタートからの途中出場。西谷和希や佐々木勇人らとスタメンのポジション争いをしていた。後半途中から右サイドに入り、ガンガン縦に仕掛けてからクロス、仕掛けてはクロス、のリズムでチャンス演出に貢献した。

 

4節福島戦は相手に2点リードされながら、後半アディショナルタイムに大石治寿が意地のダイビングヘッドで1点を返すのだが、大石に右クロスを合わせたのは山本大稀だった。

 

腰がキュッと入ったパンチ力のある右クロス。大石からすれば、少し触ってコースを変えれば一点、という弾道のカミソリのようなキレのあるクロス。

 

5節秋田戦でも、1点ビハインドの状況下で終盤に投入され、右からキレキレの好クロスを供給し、ジャーン・モーゼルのヘディングから同点ゴール未遂を共演している。

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