「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【コメント】栃木SC J3第6節セレッソ大阪U-23戦に向けて夛田凌輔「監督は僕がユース時代に教えてもらった熊さん(大熊裕司監督)なので、自分が成長した姿を見せたい」服部康平「いいクロスボールは上がっているので決めたい」福岡将太「一試合で1失点ペースはダメ。守備の強度を上げないと」

夛田凌輔。次節は古巣戦。恩師に成長した姿を見せたい、と意気込む。

服部康平。前節は惜しいヘディングシュートを放ったが、今節待望のゴールはあるか。

前節ようやくロングスローでアシストを決めた福岡将太。

■夛田凌輔

勝てば流れに乗れる大事な試合

 

――前節いい勝ち方をしましたが、次節はアウェーですが連勝したい試合です。

「この前の試合は劇的に勝てたし、勢いに乗れるタイミングだと思います。次は勝たないといけないし、勝てばその次も勝てる流れができるので、大事な試合です」

――今季初となる連勝が懸かります。去年栃木が初めて連勝した試合もセレッソU23(10節富山→11節C大阪U23)でした。

「そうなんですか。じゃあいけますね。僕は去年、アウェーのセレッソU23戦で実は退場しているんですけどね(笑)」

――そうでしたか。

「はい。味方のパスミスでピンチになって、仕方なくだったんですけど、自分としてはイエローかなと思ったんですが、レッドでした。まあ、去年は長野は勝てていないので(1分1敗)、C大阪は古巣だし、勝ちたい気持ちはあります」

――セレッソは古巣で、ユースからトップ昇格して在籍したクラブです。地元だし、思い入れはありますよね。

「そうですね。セレッソのトップチームではないので、そこまでではないですけど、監督は僕がユース時代に教えてもらった熊さん(大熊裕司監督)なので、自分が成長した姿を見せたい気持ちはありますね。そういう部分で気持ちは自ずと入ります」

――大熊さんにはいつ指導を受けたんですか。

「僕が高校3年のときです」

――どういう人ですか。

「僕らに基礎から、サッカーの原点から、繋ぎの部分だったり、ユースのときにしっかり指導してもらえたんで、厳しいですけど、愛があって、いい人という感じです」

――今も何かやりとりもするんですか。

「セレッソから大分へレンタルで出て、終わったときに連絡を取ったりしましたね。あまり口数が多い人ではないんですが、ぼそっと『がんばれよ』と言ってくれたりしたのは、ありがたいと思っています」

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