「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【お知らせ】お休み&8月のラインナップ

クラブユース選手権(U-18)。栃木SCは第三戦大分戦で勝てば決勝トーナメント進出だったが、死闘の末ドロー決着に。試合終了のホイッスルと同時に何人もの選手たちがピッチに倒れ込んだ。

夏場のひと休みいただきます

 

こんにちは、鈴木です。

先日まで日本クラブユース選手権(U-18)の取材で前橋へ行っていました。

栃木SCユースはグループリーグ3戦を3引き分け。僕は初戦山形戦と第三戦大分戦しか見ていませんが、いずれも気持ちの伝わる素晴らしい試合でした。引き分けでも心を揺さぶれる試合でした。

伝わる、というのはそういうことなんですね。サッカーも、表現物も。理屈では心のトビラは開きません。理屈ではダメなんです。心のトビラを開くには喜怒哀楽の凝縮された塊が必要なんです。

栃木SCユースの第三戦大分戦はまさに死闘。そして全身全霊のがむしゃらプレーでした。足を取られる重いピッチで、80分間死に物狂いで戦い、力を出し切り、しかし、あと一歩及ばなかった直後にピッチに突っ伏し、倒れ込み、涙を流して悔しさを顕わにする選手たちの姿をみて、引き分けでもこれほどのものが伝えられるのだと、久しぶりに思い出させられる試合でした。力を出し切ること。目の前の一点にすべてを懸けること。あとさき考えない無垢な賢明さは人の心を引っ張るものです。サッカーの素晴らしさというのはカテゴリーもレベルも関係なく、ときに理屈抜きで押し切られてしまうこと、ふいに感情が激しく揺さぶられてしまうこと、他人に自分の人生を乗っけて共感できちゃうことなんですね。これを一度でも味わってしまうとやめられない。その瞬間からフットボールとともに豊かな人生を送れるのです。

今日はこのあと、そんな栃木SCユースの選手や浜嶋淳郎監督の取材です。どんな話が聞けるのか今から楽しみです。

 

さて、J1大宮アルディージャからFWネイツ・ペチュニクの獲得が決まり、豪快なペチュニク砲が放たれたところで栃木フットボールマガジンも誠に勝手ながら夏場のひと休みを頂こうと思います。トップチームはこのあと7月末までお休み、8月1日(火)からチームトレ―ニングが再開されるので、栃木フットボールマガジンも本日から7月末までお休みをいただきます。無理くり書いてもしょうがないかなと。トレーニングが再開しても8月19日のリーグ再開初戦までまだ時間がありますしね。

この間、僕もリフレッシュして(仕込みの取材が三つほど入っているけれど)、オフが明けたら、8月1日(火)のネイツ・ペチュニク合流初日の様子、その後の加入会見の様子、トレーニング再開初日の様子などをお伝えします。お楽しみに。

 

さて、8月の基本的なルーティーンは以下のとおり。8月は土曜日のみの試合開催なのでそれに準じた流れです。

土 試合当日の監督選手コメント

日 レビュー

月 オフレポorアカデミーレポート

火 コラムor【連載】 

水 練習レポート

木 コラムorコメントor【連載】

金 試合前の監督選手コメント、プレビュー

※【連載ラインナップ】OB探訪、蹴辺の栃木たち、北関東ライター通信、スギ。さんコラムなど。

 

 

そうそう、こちらほぼ月一ペースで出演していますが、7月31日(月)19時~ミヤラジさんに出演する予定です。なお、今までより出演時間が1時間ほど繰り上がりましたので、お間違えのないよう。スマホ用アプリで全国どこでも視聴可能です。当日はネイツ・ペチュニク獲得劇の裏話を少々。テキストに残しづらい、ラジオでしか話せない話をごにょごにょと。こちらもよろしくどうぞ。

 

栃木フットボールマガジン 鈴木

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