「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC 第32節ガイナーレ鳥取戦 これまで通りの先手必勝、緊張感を解き放つための先制ゴールを。

11月19日日曜日。栃木SCJ3リーグ第32節ガイナーレ鳥取戦を戦う。現在、栃木SCは16勝9分4敗、勝点57で首位。対戦相手のガイナーレ鳥取は4勝7分18敗で勝点19、17位で最下位。前回対戦は第2節、栃木は牛之濱拓、鳥取は加藤潤也にゴールが生まれ1対1のドローに終わっている。今節のキックオフは17時。栃木県グリーンスタジアムにて。(順位は前節終了時)

栃木のリーグ戦の流れからして今節は先制ゴールがより大きな意味を持ちそうだ。栃木の切り込み隊長、牛之濱拓の先制ゴールを期待したい。

切り込み隊長、牛之濱拓の先手に期待

 

前節の栃木はアウェー琉球で薄氷を踏む思いで勝点1を手にしたが、他会場で2位秋田と3位沼津が敗れたことで首位を維持した。もう何が起こるかわからない。そして他を気にして一喜一憂しても仕方がない。まずは自分たちだろう。 

残りは3試合、今節の鳥取戦も相手どうこうよりもまずは自分たちだ。硬くなるなと言っても硬くなる難しい状況。これまで通りの戦いができるかが大きなポイントになる。

 

「いやでも高ぶってくる状況ですが、やってやるぞ、という気持ちは大事ではあるものの、そこの針が振り切ってしまうと過緊張になっていいプレーができない。そうなっているな、という選手には『落ち着いてファーストプレーを大事にしろ!』『一回くらい失敗しても次取り返せばいいから!』といった声はかけたい。頭ではわかっていても、周りから言われてホッとすることもある。そこは心掛けたいです」

                                                                                                          

キャプテン廣瀬浩二が言うように、それぞれがファーストプレーを落ち着いて普段通りに勢いよくプレーできれば問題なし、そして多少のミスが出ても次だと頭をすぐに切り替えること、誰かがミスをしたら周りが瞬時にフォローすること、そんなチームの繋がりも大事になる。

 

この状況、できれば先手を取りたいところだ。まずは守備からは当然としても、緊張感から解き放たれるための先制パンチがほしい。

 

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