「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【全選手レビュー2017】 栃木SC 岡崎建哉 プレイメーカー兼ハードワーカーへと進化した1年。

(写真は永島一顕)

11 MF 岡崎建哉

27試合出場(2239分)/32試合中 1得点

 

うまい! と言わせるプレーは天性のもの。そこに「強さ」「泥臭さ」が加わり新たなる岡崎建哉に進化した1年だった。シーズンが深まるにつれて球際の強さやセカンドボールへの執着心が増していった。二の足を踏むことなくこぼれ球へ飛び込んでいく岡崎の姿があった。すべてが決まる最終決戦、沼津戦。セカンドボールへ身体を投げ出していく岡崎建哉の泥臭さなくしてあの拮抗した展開は生まれただろうか。あの同点ゴールは生まれただろうか。中盤の底で闘えて、かつ、うまい。闘うことが当たり前とされる栃木において、でもやっぱりうまいっていいなあ、と思わせる瞬間が岡崎建哉にはあった。

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