都並敏史、11年ぶりの監督復帰。その先に見据えるJへの旅路(J論)

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レビュー】栃木SC J2第5節FC岐阜戦 ”勝負のキワ”は1勝1敗。妥当なドロー。

2018明治安田生命J2リーグ第5節

2018年3月21日14時キックオフ 岐阜メモリアルセンター長良川競技場
入場者数 3,819人(うち栃木サポーターはバックスタンドに100人、メインスタンドに30人ほど)
天候 雨天、弱風
気温 10.0
湿度 78%
ピッチ 良芝、水たまり

FC岐阜 1-1 栃木SC
(前半0-1、後半1-0)
得点者:41分 西河翔吾(栃木)、51分 古橋亨梧(岐阜)

<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 3 西河 翔吾
DF 19 服部 康平
DF 30 田代 雅也
MF 27 久富 良輔
MF 5 ヘニキ
MF 24 和田 達也
MF 28 温井 駿斗
FW 25 ネイツ ペチュニク
FW 14 西谷 和希
FW 9 大黒 将志
控え
GK 33 石川 慧
DF 17 福岡 将太
MF 11 岡﨑 建哉
MF 4 仙石 廉
MF 38 宮崎 泰右
MF 21 牛之濵 拓
FW 16 榊 翔太

横山雄次監督

64分 和田→宮崎
77分 大黒→榊
90+1分 温井→福岡

相手の隙を突き、隙を突かれる

 

試合後の記者会見。横山雄次監督が顔を紅潮させながら興奮気味に試合を振り返っていた。珍しいなと思った。

これまでも試合後のロッカールームで感情を顕わにして選手たちを叱責することはあった。が、その後の記者会見に臨むときには、一度頭を冷やしてから登壇されている様子だったので、なかなか見ないシーンだった。

 

指揮官の口調が強くなったのは、51分に同点にされたシーンを振り返ったとき。前半からポイントになっていたヘニキのエリアの背後にボールを通されてスタートした失点シーンだったので、僕が「ヘニキ選手がボールへ食いついた背後からの失点でしたが、どう見ましたか?」と質問すると、質問の最後に被せるくらいの食い気味にこう答えた。

 

「あの場面は前から奪いに行っていたので、ファーストDFでヘニキが行ったところは問題なかったと思います。チャレンジ&カバーの、カバーの部分。あそこは(和田)達也のところでプレスがひっくり返ったと思うんです。(中略)達也には個人として反省してもらいたいです。あそこで達也がボールを奪っていれば、逆にチャンスになっていたはずなので」

 

テキストにするとそうでもないが、現場では顔を紅潮させて、かなり興奮気味に話されていた。「達也には個人として反省してもらいたい」と、公の記者会見で個人名を挙げて叱責するのも珍しい。いつもならばオブラートに包んでいる。

 

“勝負のキワ”として見ていたポイントなのだろう。

栃木向きの雨のコンディションのなかでうまく先制できた展開だった。悔やみきれないミスだと捉えているのだろう。勝てたはずじゃないか、と。

 

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