【レビュー】栃木SC J2第6節ロアッソ熊本戦 狙い通りの戦いで快勝。次へのステップは?
2018明治安田生命J2リーグ第6節
2018年3月25日14時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 4,623人
天候 晴れ、無風
気温 15.5℃
湿度 32%
ピッチ 良芝、乾燥
栃木SC 1-0 ロアッソ熊本
(前半1-0、後半0-0)
得点者:14分 福岡将太(栃木)
<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 3 西河 翔吾
DF 19 服部 康平
DF 30 田代 雅也
MF 27 久富 良輔
MF 5 ヘニキ
MF 11 岡﨑 建哉
MF 17 福岡 将太
FW 9 大黒 将志
FW 14 西谷 和希
FW 21 牛之濵 拓
控え
GK 33 石川 慧
DF 7 菅 和範
MF 24 和田 達也
MF 29 川田 拳登
MF 38 宮崎 泰右
FW 16 榊 翔太
FW 25 ネイツ ペチュニク
横山雄次監督
狙い通りの立ち上がりで先制に成功
「将太、思いっきりやっちゃいなよ」
と試合前に伝えていたそうだ。さすがキャプテンマークを左腕に巻きつける男は違うのである。
14分、まさにその言葉通り、福岡将太が左サイドからのCKのボールに思い切りよく飛びつき、頭を振った。次の瞬間、ボールはネットに突き刺さった。
岡﨑建哉が蹴り込んだインスウィングのボールを、ニアで反らして福岡将太に繫げ、アシストを決めたのは服部康平であった。福岡将太へのゲームキャプテンらしい試合前の声がけといい、まさにこれが本当の意味でのアシストである。
CKの形も狙い通り、CKに至るまでの流れも「狙い通り」(横山雄次監督)の先制ゴールだった。
システムは3-5-2同士のミラーゲーム。予想通り、各ポジションでがっつりと1対1のバトルが生まれるミラーゲームに対して、栃木の選手たちは戦う準備ができていた。
ここまでシステムのミスマッチを相手に突かれ・突かせず、という試合をしてきた栃木の選手たちからすれば、この試合は目の前の相手との勝負に勝てばいい、というシンプルでわかりやすい試合だったに違いない。
(残り 4314文字/全文: 5274文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ