2018.05.22

【無料記事】【レポート】栃木SCユース　初戦は大勝、次戦は全国行きを懸けた強豪鹿島戦。クラブユース選手権（U-18）関東予選。

2018年05月22日 16時51分　
カテゴリ： ★無料記事 • アカデミー • レポート

初戦は大勝、勝負は次のプレミア勢鹿島戦

日本クラブユース選手権（U-18）関東予選は19日と20日に1回戦を行った。栃木SCユースは杉並FCと対戦し８－０で大勝。2回戦へ駒を進めた。

栃木SCYは前半22分、CKからDF藤原隼が先制点を挙げると、同23分、30分にFW坂本昂優が立て続けに得点。その後も順調に得点を重ね、初戦突破を果たした。

次なる対戦相手は、鹿島アントラーズユース

２年前にも対戦し、PK戦の末勝利を収めて初となる全国大会出場を勝ち取った相手。その鹿島はプレミアリーグEASTで開幕５連勝中と絶好調。世代最強軍団と言っても過言ではない相手との対戦となる。非常に厳しい戦いとなるのは間違いないが栃木SCYの奮起を期待したい。

注目の２回戦の予定は以下のとおり。

5/26（土）13時～　VS鹿島アントラーズユース（アントラーズクラブハウス）

勝利すると全国大会出場が確定する。この試合の勝ち負けにより、3回戦に進むか敗者復活戦に進むかが決まり、その試合は6月2日（土）、対戦相手は大宮アルディージャかヴァンフォーレ甲府のいずれかとなる。

少し遠くなりますが、大一番へ臨む栃木SCユースへの後押しをよろしくお願いいたします。

PickupPlayer　今回は過去２回に続き３年生のご紹介

MF７　柳陸斗（３年）　

３ボランチの一角として守備をこなしつつ、前線へ飛び出していくアタッカー。トップチームで言う西谷和希ポジション。１回戦は警告累積で出場停止となったが、２回戦では一層のハードワークを期待したい。

DF６　川原丸暉（３年）

後方から大声で仲間を鼓舞する熱い選手、ボランチ→SB→CBとポジションを移してきた経歴が菅和範と重なる。CKのキッカーを務めるなどキック制度も高く、後方からのロングフィードにも注目。

（文　編集部スタッフ）

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書いている人は？

●鈴木康浩（すずき・やすひろ）
ライター・編集者。1978年、栃木県宇都宮市出身、法政大学卒業後、作家事務所で下積みしその後フリーに。栃木SCを軸に地方クラブの趨勢とそれにまつわる人々を追う。主な寄稿先に『フットボール批評』など。著書に日本サッカー屈指の守備マイスター松田浩氏との共著『サッカー守備戦術の教科書超ゾーンディフェンス論』『詳しいことはわかりませんが、サッカーの守り方を教えてください』（いずれもカンゼン）がある。2015年12月に『栃木フットボールマガジン』をスタートし、栃木SCのグラウンドに通う日々を過ごしている。

■J論でのインタビュー
「この仕事は小さな仕事を決して疎かにせず、そこに自分のすべてを懸けてできるか。それ以上でもそれ以下でもありません」鈴木康浩【オレたちのライター道】