「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レビュー】栃木SC J2第16節大宮アルディージャ戦 色々ともったいない試合。

2018明治安田生命J2リーグ第16節

2018年5月27日14時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 8,354人
天候 晴時々曇、無
気温 26.9
湿度 47%
ピッチ 全面良芝、乾燥

栃木SC 0-1 大宮アルディージャ
(前半0-1、後半0-0)
得点者:14分 大前元紀(大宮)

<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 7 菅 和範
DF 19 服部 康平
DF 30 田代 雅也
MF 27 久富 良輔
MF 5 ヘニキ
MF 11 岡﨑 建哉
MF 14 西谷 和希
MF 26 夛田 凌輔
FW 25 ネイツ ペチュニク
FW 9 大黒 将志
控え
GK 33 石川 慧
DF 3 西河 翔吾
DF 28 温井 駿斗
MF 24 和田 達也
MF 50 二川 孝広
MF 21 牛之濵 拓
FW 16 榊 翔太
横山雄次監督

70分 ヘニキ→二川
82分 田代→牛之濱
88分 久富→温井

 

(写真は永島一顕)

(写真は永島一顕)

アウェイゲートでは宇都宮市主催のアウェイサポおもてなし企画として、宇都宮産トマトが先着600名に配られた。

力がある相手にミス絡みで先制されれば苦しい

 

前節の町田戦から、決定的な決定機2本を引いてペナルティによる失点を加えた、そんなゲームだった。悪くないゲームだった。

栃木は先制されるも粘りのゲームを見せた。しかし大宮のような相手に早い時間に先制を許せば苦しくなる。

今季は福岡や甲府や大宮といった力のある相手に早い時間帯に先制を許し、すべて敗れている。チームスタイル的に先制を許せば苦しくなるのに、力のある相手に先制を許せばさらに苦しいのは当然のこと。

栃木らしい試合をしているだけに、ミスが絡んで先制されるのは、あまりにもったいない。

「もったいない試合が続いてしまっている」

服部康平が話していたが、確かに、GW3連戦の最終戦の愛媛に対して後半アディショナルタイムに同点被弾を食らって勝点を失ってから、愛媛戦、甲府戦、町田戦、そして大宮戦と、それぞれベクトルは違うがもったいない試合で勝点を取り損ねている。

内容は悪くないが勝点がついてこない。危険な予兆だ。今が踏ん張りどきだろう。

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