「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【編集日記】7月の更新予定

こんにちは、鈴木です。

ごめんなさい! 手元に「えとみほ」こと、栃木SCマーケティング戦略部長、江藤美帆さんのインタビューのテープ原稿があります。先月のお知らせでは6月に掲載しますと告知しておきながら、ワールドカップの好試合が立て込んでしまい……というわかっていただろう事情を言い訳をさせていただきたく、ただし、ただいま急ぎでまとめていますので来週中には掲載したいと考えています。お待ちください。

 

ちなみに、えとみほさんインタビューのショートバージョンコラムについては、下野新聞社が発行する今月1日発売号のSPRIDE(スプライド)に寄稿していますので、そちらもぜひどうぞ。以下の表紙号です。栃木SC関連は、岡﨑建哉選手のインタビューコラムも掲載しています。

SPRIDE 【スプライド】 2018年8月号: vol.24 

 

さて、今夜はロシアワールドカップ、日本対ベルギー戦です。ここのところ夜が異常に弱く、午前3時キックオフまで起きていられるか不安しかないのでこのあと仮眠する予定です。昨晩の23時キックオフのスペイン対ロシアも後半の最後のほうにうとうとしてしまいロシアの激勝をリアルタイムで見逃しました…。

思えば、西野ジャパンはワールドカップ前の評判は散々なものだったし、僕自身もまるで期待していませんでしたが、見事にグループリーグを突破し、今夜はベスト8をかけた戦いに挑みます。ここまで進むことができたのも、初戦のコロンビアに勝利できたことが大きいのだと思います。相手が前半早々に退場し、80分以上を数的有利の状況で戦えたという大きな理由があるにせよ、やはり、コロンビアという難敵に勝利したことが自信となり、それ以後の戦いにそのまま繋がっているのだと思います。サッカーはメンタルスポーツといわれるゆえんがそこにあるのだと思います。

であるのならば、栃木SCも。開幕3連敗をして泥沼をさまよったチームが、4節讃岐戦では最後はヨレヨレになりながらも勝利したことがのちの自信に繋がりました。最下位から巻き返していき一時7位まで浮上した今季の前期戦のチームのベースにあったものは、ほかならぬ自信です。俺たちはJ2でやれるんだ、という自信。その自信が選手たちのプレーを変えました。服部康平というニューヒーローを生みました。今、チームは非常に苦しんでいます。必要なのは、自信を得るための一つの勝利だと思います。そして、その一つの勝利を得るための方法は色々あるのだと思います。要は、やりようだと思います。

日本がコロンビアに勝利したあとに、格上とされるセネガルに二度先行されながらも二度追いつけたことが物語るように、自信をもって戦えている日本と世界との差は、欧州各国が日本をあからまさに見下すほど差があるわけではありません。欧州各国はそうやって日本を見下して自分たちが安心したいだけです。

今季のJ2で自信を手にした栃木SCJ2の猛者たちと対等に渡り合ってきたのはご覧のとおりです。要は、やりようだと思います。できないことは簡単にできるようにはなりません。しかしそこは割り切って今できることを愚直にやればいいのです。ペチュニクが繰り返し話しています。「自信を持ってプレーすることが必要だ」と。今持てる武器を活かし、自信をもって戦い抜けば勝利を手繰り寄せられる。その勝利がまた自信を生む。

その好循環を生み出すためのやりようを、今、監督、コーチングスタッフ、選手たちは必死に見つけようとしているはずです。本ウェブマガジンも引き続き、栃木SCを鼓舞していきます。よろしくお願いいたします。

 

今月の予定

 

日 試合レビュー

月 オフ or お知らせ or アカデミー関連

火 連載 or その他

水 コラム or 練習レポート

木 練習レポート or コラム

金 試合に向けた監督選手コメント&プレビュー

土 試合取材 監督選手コメント

 

連載】平井久美子の栃木SC突撃レポ、カキスギちゃん!、蹴辺の栃木たち、OB探訪、北関東ライター通信など

 

先月からフリーアナウンサー&フリーライターである平井久美子さんの「平井久美子の栃木SC突撃レポ」をスタートしました。このサイトもあまりサッカーサッカーするのもどうなのかなあと思い、平井さんには「サッカー以外のお話」をテーマに突撃してもらうことにしました。月3回くらいの頻度で更新します。次回は二川孝広選手です。今後の平井さんの突撃ぶりにこうご期待くださいませ。

 

鈴木康浩 拝

 

自分たちの日常に祭りがある幸せ。

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